Yellowfin アプリケーションインストーラーは、従来のインストールファイルを提供し、Linux、Windows、およびMacOSを介して、オンプレミスまたはクラウド環境で使用することができます。
インストールプロセスを開始する前に、Yellowfinのインストールおよび導入ページで詳細に説明されている前提条件を満たしていることを確認してください。これには、ライセンスファイルオプションや、アプリケーションインストーラーのダウンロード場所に関する情報が含まれています。これらの手順を開始する前に、ご利用の環境のオペレーションシステムに対応するインストーラーをダウンロードしてください。
インストーラーには以下の内容が含まれ、それぞれの手順で詳細情報の入力や確認を求められます。
必要な情報を入力すると、インストーラーが完了までの進行状況を表示します。
Yellowfin インスタンスのアップグレード方法についての詳細は、こちらをご確認ください。 |
コンテンツパッケージ | 説明 |
コア | 必ずインストールしなくてはいけないYellowfinのソフトウェアであり、インストール時に必要な最低限のパッケージです。 |
チュートリアルコンテンツ | Yellowfinのトレーニングに使用するSki Teamのサンプルデータやビュー、レポートやダッシュボード、ヘルプドキュメントが含まれたチュートリアルコンテンツです。特に、初めてYellowfinを使用する場合に役立ちます。 |
構成 | 説明 |
Webサーバーポート(Port) | Yellowfin アプリケーションがウェブブラウザリクエストをリッスンするポート番号を設定します。デフォルトでは、すべてのウェブブラウザが80ポートを使用してリクエストを送信します。 Yellowfinをインストールするマシン上に他のweb サーバが存在しない場合、デフォルトのポート番号である8080を使用することができます。 Yellowfinをインストールするマシン上に既に他のweb サーバが存在する場合は、ポート番号の競合が発生し、Yellowfinが正しく機能しない可能性があります。その場合は、マシン上の他のアプリケーションに使用されていないポート番号を使用しなくてはいけません。8080や8081などのポート番号が適している場合が多いです。 |
Windowsサービス | YellowfinをWindows サービスとしてインストールする場合は、こちらのチェックボックスにチェックを入れます。これにより、Windows サーバが起動される度にYellowfinが自動的に起動するため、手作業で起動する手間を省くことができます。 注意:このオプションは、Windows環境へのインストール時にのみ表示されます。 |
アプリケーションメモリ | Yellowfinに割り当てるメモリサイズ (MB) を指定します。Yellowfinの構成には、最低でも2GBのメモリが必要です。インストーラーはデフォルトで、システムの75%のメモリをYellowfin アプリケーションに割り当てますが、このサイズは変更することができます。 |
インストール中に詳細情報の入力を求められるデータベースの詳細は、Yellowfinのすべてのコンテンツ定義、構成情報、およびイベントの詳細 (レポートデータではありません) を格納するデータベースに関するものです。このデータベースはインストール前に事前に作成することも、Yellowfin インストーラーにより自動的に作成することもできます。
データベースサーバ情報 | |
データベースサーバーホスト | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバのネットワークアドレスを入力します。Yellowfin データベースが、Yellowfin アプリケーションと同一のコンピューター上にある場合は、localhostと入力します。 |
データベースサーバーポート | Yellowfin データベースをホストするデータベースのネットワークポート番号を入力します。 |
データベース名 | Yellowfin データベースの名前を入力します。存在しない場合は、新しい名前を入力します。 |
新規データベース作成 | 上記データベースがデータベースサーバに存在しない場合は、こちらのオプションを選択することで、Yellowfin インストーラーが、上記で入力したデータベース名を使用して、Yellowfin データベースをホストする新規データベースを作成します。こちらのチェックボックスにチェックを入れることで、DBAユーザー項目が表示され、Yellowfinに新しいデータベースを作成するためのアクセス権が付与されるように既存の詳細を追加できます。 |
認証方法 | |
認証 | これは、Microsoft SQL Serverに特化した設定です。データベースユーザーの認証方法を選択します。選択肢は、以下の通りです。
|
ログオンドメイン | Windows 認証を選択した場合は、ログオンドメインを指定します。 |
データベースユーザー | |
ユーザー名 | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントの名前を入力します。このデータベースユーザーには、Yellowfin データベースに対して完全なる読み取り、書き取り権限が付与されている必要があります。 |
パスワード | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを入力します。 |
確認パスワード | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを再入力します (これは、新規ユーザーを作成する場合にのみ要求されます)。 |
新規ユーザー作成 | 上記データベースユーザーが存在しない場合、こちらのオプションを選択することで、Yellowfin インストーラーが、Yellowfin データベースにアクセスする新規データベースユーザーを作成します。こちらのチェックボックスにチェックを入れることで、DBAユーザー項目が表示され、Yellowfinに新しいユーザーを作成するためのアクセス権が付与されるように既存の詳細を追加できます。 |
DBAユーザー | |
こちらの項目は、新規データベース/新規ユーザー作成オプションを選択した場合に表示されます。 | |
ユーザー名 | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバに管理者レベルのアクセス権限を持つデータベースサーバユーザーアカウントの名前を入力します。 |
パスワード | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバに管理者レベルのアクセス権限を持つデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを入力します。 |
Yellowfin アプリケーションインストーラーは、インストールパスを提案します。これは大部分のインストールに適しているはずですが、デフォルトを使用する前に以下の点を考慮してください。
以下の手順では、インストールのすべてのプロセスを網羅しています。
指定したインストールパスのディレクトリ配下に、アンインストール機能が作成されています。 |
ご利用の環境にYellowfinが正常にインストールされたので、導入作業を開始します。Yellowfinを初めて導入する際の詳細な手順や、必要最小限の設定については、Yellowfinの導入ページを参照してください。
Yellowfinアプリケーションサーバのインストールに関する問題の多くは、データベース接続か、管理上の課題に関連しています。
前述したように、データベースインストールのログは、「$INSTALL_DIRECTORY\uninstall
」
ディレクトリに格納されています。
最も多い問題としては、手順7のデータベース接続とユーザーパラメーターの設定で入力したパラメーターの誤設定、誤入力です。
例:データベース名、ポート番号、IPアドレス、など
Microsoft SQLServerやMicrosoft MSDEを使用しているユーザーは、IPアドレスや構成が、入力したパラメーター値と一貫性があることを確認してください。Microsoftプログラムの「svrnetcn.exe
(SQLServerネットワークユーティリティ)」を使用することで、SQLServer IPスタック(JDBCポート番号を含む)が正しく設定されているか確認することができます。これは、SQLServerとMSDEの両方で使用することができます。
Network error IOException: Connection refused: connect()
このエラーは、インストーラーがMS SQL serverに接続できていないことを意味します。このエラーは、認証が行われる前に発生します。これは、以下のいずれかの状態に起因して発生します。
接続を試みているサーバ上でSQLサーバが停止した。
ネットワーク上に問題があり、インストーラーを実行しているコンピューターが、SQLサーバホストに接続する際に停止した(localhostに接続する場合は、発生しません)。
インストーラーの構成データベースパラメーター画面で、以下の設定を確認してください。
データベースサーバのポート番号:「1433」に設定します。
データベースの作成:こちらをクリックして、新しいYellowfinデータベースを作成します。以前のインストールが失敗している場合は、このYellowfinデータベースの削除を推奨します。
DBAユーザー:通常は、「sa」です。
DBAパスワード:通常は、「sa」です。
レポートユーザーID:「yellowfin_user」に設定します。
インストールに関して、上記以外の問題が発生する場合は、Yellowfin コミュニティ(グローバル向け)で解決策を探すことができます。こちらから以前の投稿内容ご確認ください。トラブルシューティングに役立つ投稿には、以下のようなものがあります。
上記投稿を参照しても問題が解消されない場合は、問題の詳細を記載したうえで、以下の添付とともに、Yellowfinサポートデスクへ問い合わせをしてください。
本ページはYellowfinのインストールおよび導入項目の一部であり、以下のトピックを含みます。
Yellowfin アプリケーションインストーラーは、従来のインストールファイルを提供し、Linux、Windows、およびMacOSを介して、オンプレミスまたはクラウド環境で使用することができます。
インストールプロセスを開始する前に、Yellowfinのインストールおよび導入ページで詳細に説明されている前提条件を満たしていることを確認してください。これには、ライセンスファイルオプションや、アプリケーションインストーラーのダウンロード場所に関する情報が含まれています。これらの手順を開始する前に、ご利用の環境のオペレーションシステムに対応するインストーラーをダウンロードしてください。
インストーラーには以下の内容が含まれ、それぞれの手順で詳細情報の入力や確認を求められます。
必要な情報を入力すると、インストーラーが完了までの進行状況を表示します。
Yellowfin インスタンスのアップグレード方法についての詳細は、こちらをご確認ください。 |
コンテンツパッケージ | 説明 |
コア | 必ずインストールしなくてはいけないYellowfinのソフトウェアであり、インストール時に必要な最低限のパッケージです。 |
チュートリアルコンテンツ | Yellowfinのトレーニングに使用するSki Teamのサンプルデータやビュー、レポートやダッシュボード、ヘルプドキュメントが含まれたチュートリアルコンテンツです。特に、初めてYellowfinを使用する場合に役立ちます。 |
構成 | 説明 |
Webサーバーポート(Port) | Yellowfin アプリケーションがウェブブラウザリクエストをリッスンするポート番号を設定します。デフォルトでは、すべてのウェブブラウザが80ポートを使用してリクエストを送信します。 Yellowfinをインストールするマシン上に他のweb サーバが存在しない場合、デフォルトのポート番号である8080を使用することができます。 Yellowfinをインストールするマシン上に既に他のweb サーバが存在する場合は、ポート番号の競合が発生し、Yellowfinが正しく機能しない可能性があります。その場合は、マシン上の他のアプリケーションに使用されていないポート番号を使用しなくてはいけません。8080や8081などのポート番号が適している場合が多いです。 |
Windowsサービス | YellowfinをWindows サービスとしてインストールする場合は、こちらのチェックボックスにチェックを入れます。これにより、Windows サーバが起動される度にYellowfinが自動的に起動するため、手作業で起動する手間を省くことができます。 注意:このオプションは、Windows環境へのインストール時にのみ表示されます。 |
アプリケーションメモリ | Yellowfinに割り当てるメモリサイズ (MB) を指定します。Yellowfinの構成には、最低でも2GBのメモリが必要です。インストーラーはデフォルトで、システムの75%のメモリをYellowfin アプリケーションに割り当てますが、このサイズは変更することができます。 |
インストール中に詳細情報の入力を求められるデータベースの詳細は、Yellowfinのすべてのコンテンツ定義、構成情報、およびイベントの詳細 (レポートデータではありません) を格納するデータベースに関するものです。このデータベースはインストール前に事前に作成することも、Yellowfin インストーラーにより自動的に作成することもできます。
データベースサーバ情報 | |
データベースサーバーホスト | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバのネットワークアドレスを入力します。Yellowfin データベースが、Yellowfin アプリケーションと同一のコンピューター上にある場合は、localhostと入力します。 |
データベースサーバーポート | Yellowfin データベースをホストするデータベースのネットワークポート番号を入力します。 |
データベース名 | Yellowfin データベースの名前を入力します。存在しない場合は、新しい名前を入力します。 |
新規データベース作成 | 上記データベースがデータベースサーバに存在しない場合は、こちらのオプションを選択することで、Yellowfin インストーラーが、上記で入力したデータベース名を使用して、Yellowfin データベースをホストする新規データベースを作成します。こちらのチェックボックスにチェックを入れることで、DBAユーザー項目が表示され、Yellowfinに新しいデータベースを作成するためのアクセス権が付与されるように既存の詳細を追加できます。 |
認証方法 | |
認証 | これは、Microsoft SQL Serverに特化した設定です。データベースユーザーの認証方法を選択します。選択肢は、以下の通りです。
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ログオンドメイン | Windows 認証を選択した場合は、ログオンドメインを指定します。 |
データベースユーザー | |
ユーザー名 | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントの名前を入力します。このデータベースユーザーには、Yellowfin データベースに対して完全なる読み取り、書き取り権限が付与されている必要があります。 |
パスワード | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを入力します。 |
確認パスワード | Yellowfin データベースにアクセスするデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを再入力します (これは、新規ユーザーを作成する場合にのみ要求されます)。 |
新規ユーザー作成 | 上記データベースユーザーが存在しない場合、こちらのオプションを選択することで、Yellowfin インストーラーが、Yellowfin データベースにアクセスする新規データベースユーザーを作成します。こちらのチェックボックスにチェックを入れることで、DBAユーザー項目が表示され、Yellowfinに新しいユーザーを作成するためのアクセス権が付与されるように既存の詳細を追加できます。 |
DBAユーザー | |
こちらの項目は、新規データベース/新規ユーザー作成オプションを選択した場合に表示されます。 | |
ユーザー名 | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバに管理者レベルのアクセス権限を持つデータベースサーバユーザーアカウントの名前を入力します。 |
パスワード | Yellowfin データベースをホストするデータベースサーバに管理者レベルのアクセス権限を持つデータベースサーバユーザーアカウントのパスワードを入力します。 |
Yellowfin アプリケーションインストーラーは、インストールパスを提案します。これは大部分のインストールに適しているはずですが、デフォルトを使用する前に以下の点を考慮してください。
以下の手順では、インストールのすべてのプロセスを網羅しています。
指定したインストールパスのディレクトリ配下に、アンインストール機能が作成されています。 |
ご利用の環境にYellowfinが正常にインストールされたので、導入作業を開始します。Yellowfinを初めて導入する際の詳細な手順や、必要最小限の設定については、Yellowfinの導入ページを参照してください。
Yellowfinアプリケーションサーバのインストールに関する問題の多くは、データベース接続か、管理上の課題に関連しています。
前述したように、データベースインストールのログは、「$INSTALL_DIRECTORY\uninstall
」
ディレクトリに格納されています。
最も多い問題としては、手順7のデータベース接続とユーザーパラメーターの設定で入力したパラメーターの誤設定、誤入力です。
例:データベース名、ポート番号、IPアドレス、など
Microsoft SQLServerやMicrosoft MSDEを使用しているユーザーは、IPアドレスや構成が、入力したパラメーター値と一貫性があることを確認してください。Microsoftプログラムの「svrnetcn.exe
(SQLServerネットワークユーティリティ)」を使用することで、SQLServer IPスタック(JDBCポート番号を含む)が正しく設定されているか確認することができます。これは、SQLServerとMSDEの両方で使用することができます。
Network error IOException: Connection refused: connect()
このエラーは、インストーラーがMS SQL serverに接続できていないことを意味します。このエラーは、認証が行われる前に発生します。これは、以下のいずれかの状態に起因して発生します。
接続を試みているサーバ上でSQLサーバが停止した。
ネットワーク上に問題があり、インストーラーを実行しているコンピューターが、SQLサーバホストに接続する際に停止した(localhostに接続する場合は、発生しません)。
インストーラーの構成データベースパラメーター画面で、以下の設定を確認してください。
データベースサーバのポート番号:「1433」に設定します。
データベースの作成:こちらをクリックして、新しいYellowfinデータベースを作成します。以前のインストールが失敗している場合は、このYellowfinデータベースの削除を推奨します。
DBAユーザー:通常は、「sa」です。
DBAパスワード:通常は、「sa」です。
レポートユーザーID:「yellowfin_user」に設定します。
インストールに関して、上記以外の問題が発生する場合は、Yellowfin コミュニティ(グローバル向け)で解決策を探すことができます。こちらから以前の投稿内容ご確認ください。トラブルシューティングに役立つ投稿には、以下のようなものがあります。
上記投稿を参照しても問題が解消されない場合は、問題の詳細を記載したうえで、以下の添付とともに、Yellowfinサポートデスクへ問い合わせをしてください。
本ページはYellowfinのインストールおよび導入項目の一部であり、以下のトピックを含みます。