概要
管理者は、ライセンス管理ページから、ライセンスの管理ができます。ライセンス管理ページでは、ユーザー数、特定の機能へのアクセス、有効期限などのライセンスの概要も確認できます。ライセンス管理ページでは、下記が利用可能です。
| セクション | 説明 |
|---|---|
| 現在のライセンス | Yellowfinインスタンスの現在のライセンスのパラメーターの確認ができます。ライセンスには、Yellowfin 製品のサブスクリプションの詳細が表示されます。 Yellowfin スイート製品の詳細については、こちらをクリックしてください。また、別のライセンスをご希望の場合は、Yellowfinチームにお問合せください。 |
| ライセンスをアップロード | 必要に応じてライセンスファイルをアップロードすることができます。インストーラーとともに受領するライセンスキーは、利用期間が限定されています。 |
| リマインダースケジュール | ライセンスの有効期限が近付いた際、管理者は選択したユーザーやEメールにリマインダーの送信をスケジュールすることができます。 |
ライセンス管理ページへアクセス
ライセンス管理ページにアクセスする方法は2つあります。
- 左側のナビゲーションパネルにある「管理」メニューから
- 管理コンソールから
左側のナビゲーションパネルにある「管理」メニューからアクセス：
- ハンバーガー
から、「管理」をクリックし、「ライセンス管理」をクリックします。
ライセンス管理ページが表示されます。
管理コンソールからアクセス：
- ハンバーガーから、「管理」をクリックし、「管理コンソール」をクリックします。
- 管理コンソールの右側の管理メニューから「ライセンス管理」をクリックします。
ライセンス管理ページ（上図）が表示されます。
管理者は、管理メニューのシステム情報ページからライセンスパラメーターを確認することができます。また、YellowfinインスタンスのURLに拡張子info.jspを追加して表示することができます。例えば、yourinstance:yourport/info.jspのようになります。
現在のライセンス
ライセンス管理ページの「現在のライセンス」セクションを展開すると、Yellowfin インスタンスの現在のライセンスのパラメーターが確認できます。
ライセンスのアップロード
新しいライセンスキーや、ライセンスキーが再発行されたら、管理者は下記の手順にて新しいライセンスをYellowfinにアップロードできます。
- 「ライセンスをアップロード」を展開し、「Choose file」をクリックしてアップロードしたいライセンスファイルを選択します。
- 「プレビュー」ボタンをクリックすると、既存のライセンスのパラメーターと新しいライセンスのパラメーターが比較されます。
両方のライセンスのパラメーターが「ライセンスアップロード」セクションに表示されます。
- 「送信・実行」ボタンをクリックして、ライセンスファイルをアップロードします。
ライセンスが無効な場合のメッセージ
ライセンスが無効な場合は、ライセンスエラーメッセージが表示されます。テキストエディターでパラメーターを表示し、ライセンスが有効であることを確認してください（日付やホスト名）。すべてのパラメーターが有効な場合、Yellowfin サポートまでご連絡ください。
ホスト名が正しくない場合のメッセージ
新規ライセンスファイルを読み込むためには、Yellowfinをインストールしているサーバから実行しなくてはいけません。異なるサーバで実行した場合は、エラーが表示されます。
ライセンスを更新する自動メカニズム
以下のコードを使用して中央サーバからライセンスファイルを照会し、更新の時間間隔を指定します。新しいバージョンが利用可能になった場合、システムは自動的にライセンスを更新します。
ライセンス自動プロビジョニングサーブレットを有効には、web.xmlにスニペットを追加します。
<servlet>
<servlet-name>LicenceAutoProvision</servlet-name>
<servlet-class>com.hof.servlet.LicenceAutoProvision</servlet-class>
<init-param>
<param-name>Enabled</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>TaskPeriodInterval</param-name>
<param-value>360</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>Protocol</param-name>
<param-value>http</param-value>
<!-- <param-value>https</param-value>-->
<!-- <param-value>sftp</param-value>-->
</init-param>
<init-param>
<param-name>Hostname</param-name>
<param-value>localhost</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>Port</param-name>
<param-value>8100</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>PathToLicenceFile</param-name>
<param-value>/static/licence.lic</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>Username</param-name>
<param-value>demo</param-value>
</init-param>
<init-param>
<param-name>Password</param-name>
<param-value>demo</param-value>
</init-param>
<load-on-startup><!-- can use 9 or greater, as long as its one of the last servlet initialised --></load-on-startup>
</servlet>
| パラメーター | 説明 | パラメーターステータス |
| Enabled | ライセンス自動プロビジョニングを開始するかどうかを有効にします。 | 必須。値は「true」または「false」に設定します。 |
| TaskPeriodInterval | どの程度の頻度で定期的なタスクを再実行するかを設定します。 | 必須。任意の値を設定します。 |
| Protocol | 必須。サポートされている値は、「http」「https」「sftp」です。 | |
| Hostname | 中央サーバのホスト名です。 | 必須 |
| Port | Yellowfinに接続するために中央サーバが開くポートです。 | 必須 |
| PathToLicenceFile | ライセンスファイルへの文字列パスです。 | 必須 |
| Username | HTTP/HTTPS用基本認証用ユーザー名とSFTP用ログインユーザー名です。 | オプション |
| Password | HTTP/HTTPS用基本認証用パスワードとSFTP用ログインパスワードです。 | オプション |
スケジュールリマインダー
ライセンスリマインダーのスケジュール機能を使うには、送信メールサーバーの設定が必要です。
- ライセンス管理ページのリマインダースケジュールセクションを展開します。
- 希望するリマインダーの頻度のスケジュールを選択します。この例では、「90日」を選びます。
ライセンスリマインダーのダイアログボックスが表示されます。
- 「+ 配信先ユーザー追加」リンクをクリックして、ユーザーまたは外部の受信者を追加します。
ユーザー名をタイプしてユーザーを探すか、ドロップダウンボタン下部の「ユーザー」をクリックすると、追加可能のユーザーが表示されます。
- 追加するユーザーをクリックして、スケジュールに追加します。
ユーザーが「ユーザー」セクションに表示されます。
- 外部の受信者を追加する場合、Eメールアドレスを入力し、エンターまたはリターンキーを押します。
外部のEメールアドレスが「電子メールアドレス」セクションに追加されました。
- ユーザーまたはEメールアドレスにカーソルを合わせると右側に X が表示され、クリックすると配信先が削除できます。
- ダイアログボックス右上の X をクリックすると、ダイアログボックスが閉じられライセンスリマインダーの設定が保存されます。
ライセンス管理ページが表示され、設定したリマインダー頻度の配信先の数が表示されます。
- チェックボックスをクリックして、リマインダースケジュールを有効にします。
選択されたスケジュールの頻度で受信者にお知らせが送信されます。
管理者は、スケジュールや配信者のリンクをクリックして、ライセンスリマインダースケジュールの編集ができます。