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概要


フィルター値には、様々なオプションを利用することができます。レポート作成者は、以下の設定を選択することができます。


  1. ユーザープロンプトは、レポート閲覧者がレポート実行時に、フィルター値を定義することができます。
  2. 定義された値は、レポート作成過程で、レポートが常に同じ結果で制限されるように、値を設定することができます。
  3. 定義済み期間は、レポートで日付範囲を使用します。これは、常に同じ計算になりますが、レポート実行日時に関連し、表示される結果は動的です。このオプションは、日付やタイムスタンプのフィールドでのみ使用することができます。

ユーザープロンプト


データステップで追加されるフィルターのデフォルト値は、「ユーザープロンプト」です。こちらの設定を変更しなければ、ユーザーはレポート実行時にフィルター値の入力を促されます。ユーザーごとに関心は異なるので、これはレポート閲覧者が多岐に渡る場合に有用です。



ユーザープロンプトフィルター値を定義する方法は3つあり、フィルターに適用されている書式に依存します。より詳細な情報は、フィルターの書式を参照してください。

  1. 手入力 – 必要な値を手入力します。
  2. 一覧から値を選択 – 提供される一覧から、値を選択します。この一覧は、参照コード、または キャッシュフィルター から提供されることもあります。
  3. プロンプト選択 – データベースに問い合わせをし、返された一覧から値を選択します。

手入力

手入力で値を定義するフィルターには、単一の値、範囲、一覧が含まれます。

一覧から値を選択

レポート作成者は、フィルター値の一覧にキャッシュを設定することができます。これにより、ユーザーがレポートを実行する度に、ソースデータベースに問い合わせをして値の一覧を取得する必要がありません。これらの一覧は、参照コードを通して生成することもできます。どちらの場合も、フィルターの書式を通して定義されます。

プロンプト選択

キャッシュされていない一覧から値を選択するためには、データベースに問い合わせをしなくてはいけません。

  1. フィルターの右側にある、プロンプトフィルターアイコンをクリックします。

  2. 表示された一覧から、必要な値を選択します。
  3. 選択した値がフィルター値として入力されます。

値を定義


フィルター値を定義するためには、以下の手順を実行します。


  1. データステップでフィルター設定を開き、「値を定義」をクリックします。
  2. 使用しているフィールドのタイプに応じて、複数のオプションがあります。ユーザープロンプト以外のオプションを選択します。
  3. 使用する値を定義し、「送信・実行」ボタンをクリックします。
  4. または、値を動的(レポートが実行される日を基準)に設定し、「送信・実行」ボタンをクリックします。

定義された期間


日付フィールドを使用している場合は、高度なフィルターオプションを使用することができ、選択可能な日付/範囲の一覧が表示されます。値を定義し(上記の手順に従い)、「定義された期間」オプションを選択します。


より詳細な情報は、日付フィルター期間を参照してください。




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