Yellowfin JavaScript APIについて

Yellowfin JavaScript APIは、以下の目的のために使用されます。

  1. Yellowfin内から、ダッシュボードコードモードにカスタムロジックを作成するため (これは、Yellowfin内でのユーザーエクスペリエンスをカスタマイズしたり、ダッシュボードにアプリケーションロジックを組み込むことができます)。
  2. Yellowfin コンテンツを他のweb アプリケーションに組み込み、そのコンテンツを操作するため。この方法で組み込むことができるYellowfin コンテンツには、レポート(表、グラフ、キャンバス)と、ダッシュボード全体(キャンバスおよび既存のグリッドスタイルの両方)が含まれます。


APIは、コンテンツの組み込みに、2つの広範な方法をサポートしています。


このAPIのバージョン3は、Yellowfin バージョン9で最初にリリースされ、既存のバージョン2 APIを置き換えます。特にアナウンスをするまで、バージョン2 APIは引き続きサポートされますが、機能強化されることはありません。この既存のAPIについての情報は、こちらを参照してください。


本ガイドについて

本ガイドは、次の広範な項目に分かれています。


前提条件

CORSの有効化

Yellowfin JavaScript APIは、オリジン間リソース共有(Cross Origin Resource Sharing: CORS)に依存します。デフォルトでは、Yellowfin サーバに対して作成されたすべてのCORSリクエストは却下されます。そのため、まず最初にしなくてはいけないことは、JS APIを使用するサーバからのCORSリクエストを有効化することです。

これは、Yellowfinの管理コンソールに移動し、許可するオリジン項目にサーバURLを追加することで実現できます。管理 > システム構成 > システム > 一般設定に移動します。

URLはひとつ以上入力することができます。

Yellowfin サーバ上でこれを有効化したら、コンテンツを組み込むことができます。

Yellowfin コンテンツの作成

まずは、組み込むコンテンツが、Yellowfin内に存在していなくてはいけません。データソース接続、ビュー、レポート、グラフ、ダッシュボードなど、Yellowfin コンテンツの作成に関連する様々な技術は、すべて本wiki内で詳しく紹介しています。


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