フィルターを適用した標準タブ

概要

標準タブは、1つのタブで複数のレポートの関係を作成する場合に使用します。フィルターを適用した標準タブではレポートをリンクさせることができるので、1つのレポートをドリルダウンすると、同一タブ上のすべてのレポートに関連するフィルターが適用されます。

このスタイルのタブには以下のような利点があります：

参照：フィルターを適用した標準タブのチュートリアル

「編集」タブメニューの分析設定リンクをクリックします。

以下の図に示す通り、新しいページが開いてすべてのレポートが一覧表示され、レポートとレポートのリンク済みステータスがパネルに表示されます。
リンク済みレポートをクリックすると、各レポートと左側のレポートパネルに表示されている現在従属しているレポートとのリンク状況が確認できます。リンクしていないレポートは、赤で強調されます。
リンクのタイプを選択します。たとえば、レポートが通常のドリル階層を共有している場合は、「ドリルダウンフィールド」を選択するか、または「フィルター」を選択します。この操作によって、フィルターに対応するフィールドの選択が可能になり、レポートからフィルターが適用されます。
「保存」をクリックしてから、タブに表示されているすべてのレポートの関連付けが完了するまで各レポートの関係付けを設定します。
レポート間のリンクを設定したら、フィルターユーザープロンプトを設定する必要があります。これらは分析タブの右側に表示されます。以下の例では、フィルター値がキャッシュされています（レポートレベルで設定されています）。

詳細については、ユーザープロンプトフィルターを参照してください。

リンクのタイプを選択します。この場合、ドリルダウン階層がフィルターパネルに表示されるようにする必要があります（下図参照）。
次に、その他のレポートをこの階層にリンクする必要があります。2つのリンクオプションがあります：
1. ドリルダウンフィールド： マスターレポートのドリルダウン階層のパスを、リンク先レポート内で使用される階層にリンクすることができます。
  注意：このオプションは、リンク元レポートに階層が含まれている場合のみ使用できます。
2. フィルター： マスターレポート内の階層の各レベルを、リンク先レポートに適用される対応フィルターフィールドにリンクすることができます。
リンクされたら、前述の説明に従って保存します。

詳細については、ドリルダウン階層、およびドリルダウンレポートを参照してください。

リンクのタイプを選択します。この場合、タイムスライダーがダッシュボードに表示されるようにする必要があります（下図参照）。

注意：タイムスライダーをリンクするときは、ダッシュボードごとに1つのみ表示できます。シリーズ選択をリンクする場合とよく似ています。
その他のレポートをこの階層にリンクする必要があります。それには、スライダー範囲を渡す日付フィールドを指定します。
リンクされたら、前述の説明に従って保存します。

詳細については、タイムシリーズを参照してください。

すべてのレポートをリンクしたら、ダッシュボードでのフィルターの表示形式を設定することができます。
注意：左側のナビゲーションパネルにフィルターを表示しているときは、一部の書式設定オプション（「フィルターグループ」など）が適用されません。

レポートをダッシュボードに移動するときと同じ方法で、フィルターの順番を変更することもできます。移動したいフィルターの横のアイコンをクリックして任意の位置にドラッグします。

ダッシュボードのフィルターは折りたたみ式のグループで表示することができます。

まず、グループを作成する必要があります。フィルターパネル上部の「フィルターグループの追加」に名前を入力してください。アイコンをクリックしてグループを追加します。
次にグループにフィルターを追加します。希望のフィルターをフィルターグループ名の下にドラッグしてください。
最後に、グループの表示オプションを設定します。フィルターグループ名の横のアイコンをクリックします。
ここで、グループの名前変更、初期表示の状態（タブが最初に読み込まれた時に開くまたは閉じる）の選択、グループの削除を行えます。