30日間の無料評価版をお試しいただけます。

概要

レポートに表示される文字ソースのデータは、ディメンション(次元)に参照コードを付加することで、データベースが保持している値からより意味のあるものに翻訳される場合があります。使用されるのは以下のような場合です:

  1. データソースが保持している値をビジネス用語に置き換えたい場合。たとえば、MあるいはFで保存されている性別を「男性」、「女性」として表示する場合です。
  2. フィールドを特別な順序でソートしたい場合。たとえば、クエリーに対して返されるデータは通常英数字の昇順にソートされています。これに「Admin Staff」、「Manager」、「Executive Manager」などの肩書きが含まれていた場合以下のように表示されるでしょう:

    Admin Staff

    500

    Executive Management

    10

    Management

    50

    この場合、階級を考慮して以下のように表示する必要があるかもしれません:

    Executive Management

    10

    Management

    50

    Admin Staff

    500

    これらは、値に対して参照コードを作成し、それらのコードにソート順を設定することで実現することができます。

参照コードの作成

  1. まず、「書式」タブの「書式」ドロップダウンメニューから「参照コード」を選択しなければなりません。この他のオプションはすべてデータベースに保持されているテキストをそのまま表示することを意味します。書式を「参照コード」とすると、参照の種類として「既存のタイプを使用」あるいは「新規タイプ作成」を選ぶことが可能になります。
  2. ラジオボタンで「既存のタイプを使用」を選択すると、下のドロップダウンメニューから使用するコードを選ぶことができます。
  3. 新しい参照コードを作成する場合にはラジオボタンで「新規タイプ作成」を選択してください。次に「データベースから事前投入する」を行うか否かを指定して「→」をクリックします。「参照コード」ウインドウが開き、ここで新しい参照コードを定義したり、既存のコードを編集、削除したりすることができます。
  4. 「データベースから事前投入する」に「Yes」を選んだ場合には、既存のコードの一覧が表示されます。新たな参照タイプの名前を入力し、これらをコードに割り当てます。この参照テーブルは複数のビューで利用することが可能です。

参照コードの編集

既存の参照コードを編集して、データベースに保持されている値とコードのソート順を変更することができます。
コードの名前をクリックして、下部に編集セクションを表示させます。この画面で、コードに割り当てられた名称とソート順を変更できます。