Yellowfinをインストールすると、以下のロールが標準設定されています。
ロール | 説明 |
Consumer & Collaborator | このユーザーは、共有コンテンツにのみアクセスすることができ、ストリームやタイムラインなどのコラボレーション機能を使用することができます。 |
Personal Content Writer & Collaborator | このユーザーは、個人利用に限ったコンテンツのみ作成することができます。作成したコンテンツを共有することはできません。また、ストリームやタイムラインなどのコラボレーション機能を使用することができます。 |
Public Content Writer & Collaborator | このユーザーは、個人利用と他のユーザーのために、コンテンツを作成することができます。また、ストリームやタイムラインなどのコラボレーション機能を使用することもできます。 |
Public Content Writer & Collaborator - Advanced | このユーザーは、個人利用と他のユーザーのために、コンテンツを作成することができます。また、ストリームやタイムラインなどのコラボレーション機能を使用することもできます。 また、このユーザーは、ビューの作成と管理、レポート承認、他の管理機能にもアクセスすることができます。このロールを割り当てる際には、対象のユーザーを吟味する必要があります。 |
System Administrator | このユーザーは、システムのすべての機能にアクセスすることができるため、限られたユーザーにのみ割り当ててください。ロールを割り当てられたユーザーは、コンテンツの作成から、システムタスクの管理まで、すべての機能を利用することができます。 |
必要に応じて、ロールを「必須」、「デフォルトロール」、「ゲストロール」として設定します。(こちらの設定はオプションです)
必須 | このロールを作成し、1人以上のユーザーに割り当てると、ユーザーが削除した際に、必ず1人以上のユーザーにこのロールを割り当てるよう、促されます。そのため、このロールが割り当てられた最後の1人のユーザーを削除しようとすると、以下のエラーが表示されます。 |
デフォルトロール | 管理者、またはLDAP連携によってユーザーが作成したときに、特に指定しなければ、このロールが割り当てられます。 |
ゲストロール | ゲストロールは、外部公開しているコンテンツにアクセスするために使用します。 |
必要に応じて、CRUD権限を定義します。いくつかの機能には、設定の一部として、CRUD権限のチェックボックスが表示されています。CRUDの頭文字は、実装されるべきすべての主要な機能を意味しており、以下の通り標準的なSQL文にマッピングすることができます。
Create | 新規レコードを挿入 (INSERT) |
Read | データベースからレコードを検索 (SELECT) |
Update | データベースのレコードを更新 (UPDATE) |
Delete | データベースのレコードを削除 (DELETE) |
CRUDアクセス権限について、ダッシュボードを例に説明します。例えば、対象のユーザーにR権限しか付与されていない場合、ダッシュボードの閲覧をすることはできますが、新しいダッシュボードタブを作成したり、既存のタブにレポートを追加することはできません。一方で、CRUDすべての権限があれば、ダッシュボードの作成、削除もすることができます。
必要な項目の入力が完了したら、「保存」ボタンをクリックして、ロールを有効化します。
注意:選択したロールにユーザーが割り当てられている場合は、ロールの削除と同時に対象のユーザーにデフォルトロールが割り当てられます。