ユーザー複製とは、サードパーティ製アプリケーション内の各ユーザーを、Yellowfinの指名ユーザーと同期させることを指します。
これによりYellowfinは、ログインしているユーザーを識別し、必要に応じて、制限を適用することができます。同期は通常、サードパーティ製アプリケーションからYellowfinへのWebサービスの呼び出しを使用して実行されます。サードパーティ製アプリケーションのユーザーが静的である場合は、これを手動で管理することもできます。
こちらのセクションでは、Webサービスを介したユーザーの作成、操作、および削除方法について紹介します。こちらでは、サードパーティ製アプリケーションでユーザーの変更が行われるとすぐに、Webサービスが呼び出され、ユーザーの変更がミラーリングされることを想定しています。
こちらの関数は、Yellowfinに新規ユーザーアカウントを作成します。
リクエストパラメーター以下の要素は、こちらのリクエストとともに渡されます。
以下は、新規ユーザーを作成するために、「AdministrationPerson」オブジェクトに設定しなくてはいけない必須のパラメーターです。
リクエストの例以下のSOAP XMLの例は、この呼び出しに渡すことのできるパラメーターを表示しています。
応答パラメーター返される応答には、これらのパラメーターが含まれます。
応答の例サービスは、今回のSOAPの例に基づき、以下の応答を返します。
手順Javaの例を使用して、こちらの呼び出しを実行するための詳細な手順は、以下を参照してください。
完成例以下は、ADDUSER関数の完成例です。こちらを使用するには、以下の手順に従います。
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以下のコードは、ユーザーを削除するためのYellowfin Webサービスを呼び出します。
このコードは「 この関数は、Yellowfinからユーザーを削除します。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が、ユーザー削除プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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作成されたユーザーの詳細は、Webサービス呼び出しを使用して取得することができます。「AdministrationPerson」オブジェクトのUser IDフィールドは、ユーザーを識別するために使用されます。結果として、投入された「AdministrationPerson」オブジェクトが返されます。セキュリティ上の理由から、パスワードは返されず、「NULL」
となります。また、こちらのセクションでは、ユーザー情報をアプリケーションに照らし合わせてテストすることもできます。
以下のコードは、ユーザー詳細を取得するためのYellowfin Webサービスを呼び出します。
こちらのコードは、ユーザー詳細を含む「AdministrationPerson」オブジェクトを返し、「 この関数は、Yellowfinの特定ユーザー詳細を取得します。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が取得プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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以下のコードは、内部IpIdを介してユーザー詳細を取得するための、Yellowfin Webサービスを呼び出します。
こちらのコードは、ユーザー詳細を含む「AdministrationPerson」オブジェクトを返し、「 この関数は、Yellowfinの特定ユーザーのIP IDを検索し、そのユーザーの詳細を取得します。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が取得プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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この関数は、特定の検索文字列に基づいて、Yellowfinからユーザーを取得します。この文字列がユーザーの名、姓、および電子メールアドレスと比較されます。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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以下のコードは、ユーザーをテストするためのYellowfin Webサービスを呼び出します。
こちらのコードは、成功すると、特定ユーザーの「AdministrationPerson」オブジェクトを返します。それ以外の場合は、ユーザー検証プロセスが失敗した理由を説明するエラーメッセージを返します。 こちらの関数は、指定されたYellowfinユーザーが、現在アプリケーション内に存在するかどうかを確認してテストします。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が、ユーザー検証プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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以下のコードは、ユーザーのパスワードをテストするためのYellowfin Webサービスを呼び出します。
こちらのコードは、パスワードの有効期限が切れているかどうかを確認し、有効期限が切れていない場合は、「 こちらの関数は、Yellowfinユーザーのパスワードをテストします。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が、パスワード検証プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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ユーザーの詳細は、Webサービスの呼び出しを使用して、後から変更することができます。「AdministrationPerson」オブジェクトの「User ID」フィールドは、ユーザーを識別するために使用されるため、変更することができません。「AdministrationPerson」オブジェクト内のその他のフィールドには、新しい変更内容が投入されます。セキュリティ上の理由から、このWebサービス呼び出しを使用してユーザーのパスワードを変更することはできませんが、個別の「CHANGEPASSWORD」関数(下記)を使用して変更することができます。
以下のコードは、ユーザーの詳細を編集するためのYellowfin Webサービスを呼び出します。
こちらのコードは、ユーザー詳細を含む「AdministrationPerson」オブジェクトを返し、「 こちらの関数は、指定されたYellowfinユーザーの詳細を更新します。「AdministrationPerson」オブジェクト内の詳細が更新プロセスで使用されます。
「AdministrationPerson」オブジェクトで設定できるパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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以下のコードは、Yellowfin Webサービスを呼び出し、指定されたYellowfinユーザーのパスワードを変更します。
こちらのコードは、「 こちらの関数は、指定されたYellowfinユーザーのパスワードを変更します。
「AdministrationPerson」オブジェクトで、設定が必要なパラメーターは、以下の通りです。
返される応答には、以下のパラメーターが含まれます。
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