コードウィジェットは、カスタムUIオブジェクトであり、外部のアプリケーションエクスペリエンスをダッシュボードに取り込み、他のダッシュボード作成者のために、再利用可能なローコード・ノーコードウィジェットが作成できるようにデザインされています。Yellowfinには、そのまま使用できる複数のコードウィジェットや、アクションボタンも含まれており、それらについても、こちらの項目で紹介します。
注意:これらのウィジェットは、キャンバスレイアウトでのみサポートされています。他のタイプのダッシュボードレイアウトに追加することはできません。
Yellowfinでは、デフォルトで、次のタイプのコードウィジェットを利用できます。
コードウィジェットのタイプ | 説明 |
シグナル一覧 | ダッシュボードにシグナル一覧を追加します。 |
ダッシュボードコードウィジェット#カスタムHTML | キャンバス上の任意の箇所にこちらのウィジェットをドラッグすることで、コードモードに移動し、ウィジェットタグ内でHTMLのコーデイングを即座に開始できます。 |
関連レポート | 関連するレポートを表示するのではなく、リンクとして追加します。 |
Yellowfinは、独自のウィジェットを自由に実装することができ、JS APIは、開発者が個別のビジネスニーズに合わせてYellowfinの機能を拡張するために必要なツールを提供します。これらは、プラグイン管理からインポートすることで、ダッシュボードに追加できます。これにより、コードウィジェット一覧に表示され、ダッシュボードの構築プロセスで選択できるようになります。コードウィジェットの作成について、より詳細な情報やリソースは、こちらを参照してください。
そのまま使用できるYellowfinのコードウィジェットを使用するには、以下の手順に従います。
こちらのウィジェットは、ダッシュボードキャンバス上の任意の箇所にカスタムHTMLを追加します。こちらのウィジェットから追加されたHTMLは、ダッシュボードのすべてのモードで表示されます。
HTMLはダッシュボードのコードエディターでサポートされていますが、コードモードでのカスタムHTMLの実際の出力は、ビジュアルモードには反映されません。実際の出力を確認するには、ダッシュボードをプレビューする必要があります。
カスタムHTMLコードウィジェットは、コードモードに追加されたカスタムHTMLコンテンツの出力を、プレビューすることなくビジュアルモードで確認できます。
こちらのウィジェットは、特にHTML、CSS、JavaScriptなどのコーディング知識を持つユーザーが使用するためにデザインされています。これは、ウィジェットの編集にコードモードの使用が要求されるからです。
これを適切に機能させるためには、「コードモード使用権」が付与されていることを確認してください。 |
アナリティクススイートの一部としてYellowfin シグナルを導入している場合、こちらのウィジェットを使用して、ダッシュボードに文脈的なシグナル一覧を追加することができます。これは、ダッシュボード上のコンテンツに関連する自動的に検知されたインサイトを、素早く、簡単に統合する方法です。(分析の実行時にシグナルが検知され、ウィジェットフィルターがこれを表示するように設定されている場合)シグナル一覧ウィジェットは、リアルタイムに検知される新しいシグナルを反映して、更新されます。
この一覧は、色分けされたシグナルを使用しており、ポジティブなインサイトは青、ネガティブな結果のインサイトはオレンジで表示します。
公開されたダッシュボードのユーザーは、シグナル一覧を閲覧し、対話することができます。
こちらの手順では、シグナル一覧ウィジェットの追加方法や、ユーザーの好みに応じてシグナルを閲覧するためにフィルターを適用し、設定する方法を紹介します。これは、一覧に表示されるシグナルを制御します。
シグナル一覧ウィジェットに特化したプロパティです。
プロパティの名前 | 説明 |
名前 | シグナルウィジェットの名前を更新します。 |
フィルター | 一覧によりシグナルウィジェットを更新する複数のフィルターを提供します。これらは、上記シグナルフィルター項目で網羅されています。 |
スタイル | |
ダークテーマ | こちらのトグルを有効にして、ダークテーマでシグナルウィジェットを表示するか、無効にすることで、ライトテーマを維持します。 |
サイズと位置 | |
X | ダッシュボードキャンバスに正確に配置するために、シグナルウィジェットの左上隅のX座標を指定します。 |
Y | ダッシュボードキャンバスに正確に配置するために、シグナルウィジェットの左上隅のY座標を指定します。 |
高さ | 現在選択しているシグナルウィジェットの高さをピクセル単位で指定して、正確にサイズを変更します。 シグナルウィジェットの幅は、こちらのウィジェットで調整できないため、設定項目は表示されません。 |
ウィジェットを固定 | こちらのトグルを有効にして、シグナルウィジェットの位置を固定します。これにより、ウィジェットの移動やサイズの変更はできなくなります。これは、キャンバス上で複数のウィジェットを選択する場合にも適用されます。クイックグラフは引き続きカスタマイズできることに注意してください。 |