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概要

こちらのトランスフォーメーションステップは、インプットデータセットを複製して、同様のアウトプットデータセットを作成します。このステップは設定の必要がなく、ひとつのデータセットを分割するために複数回使用することができます。

注意:これはビルトインステップのため、デフォルトでトランスフォーメーション一覧から利用することができます。

 

ステップの設定

分割ステップを設定するには、以下の手順に従います。

  1. トランスフォーメーションフロービルダーの画面左側からトランスフォーメーションステップボタンをクリックして、すべてのステップを表示します。
  2. トランスフォーメーションステップ一覧から「分割」オプションをキャンバスへドラッグします。



  3. フロー内のこれより前のステップと接続します。
  4. さらにフローにステップを追加し、それぞれを分割ステップと接続します。
  5. 例えば、単一のデータソースからのデータを分割し、それを複数のデータソースへ保存することができます。

 

 

分割ステップを利用した例

こちらの例では、分割トランスフォーメーションステップを含むシンプルなトランスフォーメーションフローの作成方法について紹介します。こちらのフローでは、データソースから取得したデータを、2つのパートに分割し、それぞれに異なるトランスフォーメーションのタイプの適用します。それぞれの結果は、異なるアウトプットステップに保存します。フローには、さらに多くのステップを含めることが可能です。

 

 

  1. 右上隅にある「作成」ボタンをクリックします。
  2. トランスフォーメーションフロー」を選択します。

    こちらのオプションが表示されない場合は、トランスフォーメーションフローへのセキュリティアクセス権が付与されていない可能性があります。アクセス権取得について詳細な情報は、こちらを参照してください。


  3. トランスフォーメーションフロービルダーへ移動します。
  4. 画面左側にある「インプットステップ」ボタンへマウスオーバーします。インプットステップパネルが現れ、すべてのデータ取得ステップが表示されます。



  5. ステップのひとつをキャンバスへドラッグします。今回の手順では、単一テーブルステップを例に説明します。(他のインプットステップについて、詳細な情報は、こちらを参照してください。)
  6. ステップをドラッグすると、データソースからデータをロードするためにポップアップが表示されます。



  7. 必要なデータソースをクリックします。
  8. データベーステーブルを選択し、「送信・実行」をクリックします。



  9. 選択したテーブルのフィールドがトランスフォーメーションフローパネルに表示され、設定をすることができます。
  10. データを取得するフィールドのみ選択します。



  11. ステップ名の変更や、説明の追加など、さらなる変更をすることができます。

  12. ステップの設定が完了したら、「適用」ボタンをクリックします。

  13. 設定したデータベーステーブルから取得されたデータが、データプレビューパネルに表示されます。



  14. データを分割する準備が整ったら、トランスフォーメーションステップパネルを展開し、「分割」ステップをドラッグします。
  15. データベースインプットステップ(または、フロー内のこれより前のステップ)を、分割ステップに接続します。



  16. 分割ステップを設定する必要はありませんが、次のステップに渡すフィールドを、フィールドタブから選択することができます。



  17. 複数のステップを同時に追加し、同一のデータセットを使用して異なるトランスフォーメーションを行うことができます。
  18. 今回の例では、このデータセットを集計し、そのコピーを使用して別途カスタマイズした計算フィールドを作成します。

  19. トランスフォーメーションステップパネルから集計ステップをドラッグし、分割ステップと接続します。



  20. 集計ステップをクリックし、トランスフォーメーションフローパネルで各フィールドに適用する集計を選択します。設定が完了したら、「適用」ボタンをクリックします。



  21. データプレビューパネルに、このステップの結果が表示されます。
  22. 次に、計算フィールドトランスフォーメーションステップを追加し、分割ステップと接続します。



  23. 追加したステップをクリックし、トランスフォーメーションフローパネルで設定をします。「アイテム追加」をクリックし、ポップアップする画面でデータを生成するための計算フィールドを作成します。
  24. テスト」ボタンを使用して、作成した計算式の有効性を検証することができます。
  25. 保存」ボタンをクリックします。



  26. このステップの結果が、データプレビューパネルに生成されます。
  27. 各ステップからのデータを、異なるアウトプットステップに保存します。
  28. アイコンにマウスオーバーして「アウトプットステップ」パネルを展開し、「SQLデータベースにアウトプット」ステップをキャンバスへドラッグします。



  29. 集計ステップを、アウトプットステップに接続します。
    注意:デフォルトでは、アウトプットステップは赤色に強調して表示されることで、エラーが発生していることを示します。これはつまり、設定が完了していないことを意味します。



  30. 画面右側のパネルから、アウトプットステップの設定をします。こちらのステップの設定について詳細な情報は、こちらを参照してください。
  31. 同様に、もうひとつのSQLデータベースにアウトプットステップを追加し、計算フィールドステップと接続します。



  32. こちらのアウトプットステップも、同様に設定をします。
  33. 上部のヘッダーメニューにある「実行」ボタンをクリックすることで、ドラフト(編集中)のフローを実行することができます。(これは、データプレビューパネル内のデータを使用して、簡易的な実行を実施します。)



  34. または、フローを完全実行するために保存します。「公開」ボタンをクリックしてください。



  35. 表示されるポップアップに、名前や適切なアクセス権などの詳細情報を入力します。



  36. 保存」ボタンをクリックします。

 

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