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概要

Yellowfinのレポートビルダーからインサイトを実行するには、以下の手順を参照してください。

 

こちらの機能を使用するためには、ユーザーに適切なセキュリティアクセス権が付与されていなくてはいけません。より詳細な情報は、こちらを参照してください。

 

手順

  1. 通常通り、レポートビルダーからレポートを作成します。分析したい値をレポートに追加します。

    自動インサイトは、標準的なレポートでのみ機能し、クロス集計レポートや、サブクエリーレポートはサポートしません。レポートで自動インサイトを実行する場合は、カラム(列)にのみ値を追加してください。

  2. インサイト」ボタンをクリックします。



  3. インサイト・ウィザード」が表示されるので、分析する内容に応じて、設定をします。



  4. 実行する分析のタイプを選択します。例えば、ひとつの数値の詳細を掘り下げたり、数値や項目の差異を比較する、などです。選択したオプションに応じて、必要な設定項目が表示されます。
  5. 各オプションの詳細は、以下の通りです。
    • 数値の説明」:ひとつの数値の詳細を掘り下げる場合は、こちらのオプションを選択します。Yellowfinは、選択した数値に最も影響を与えている関連性の高いデータを特定します。ドロップダウンから対象の数値を選択します。例えば、実際の収益(数値)について掘り下げる場合です。



    • 数値の比較」:2つの数値の値を比較する場合は、こちらのオプションを選択します。例えば、実際の収益(数値)と計画収益(数値)を比較する場合です。



    • 日付の比較」:ひとつの数値を2つの期間に渡り比較する場合は、こちらのオプションを選択します。期間を表す日付フィールドを選択し、比較する数値と2つの期間を選択します。例えば、昨年から今年(期間)までの売上日(日付)における実際の収益(数値)を比較します。



    • 項目の比較」:2つの項目に渡り数値を比較する場合は、こちらのオプションを選択します。特定の項目を選択し、比較する2つの項目と数値を選択します。例えば、売上(数値)を、アジアとヨーロッパ(項目)の2つの地域(項目)で比較する場合です。



  6. 高度な設定」オプションを展開することで、自動的に生成されるグラフに追加の設定を適用することができます。



    • インサイト・ウィザードに、表示される結果の望ましい値の傾向(値が高い方が良いのか、それとも悪いのか)を設定します。例えば、セールスの値が高い方が良い、などです。
    • Yellowfinが実行する分析に追加、または排除するフィールドを選択することで、表示される結果をさらに絞ることができます。例えば、関連性の低いフィールド(誕生日、など)はすべて排除します。また、無関係のフィールド排除することで、分析スピードを向上させることもできます。
      • 選択解除」ボタンをクリックすることで、選択されたすべてのフィールドを解除します。



      • または、「すべてを選択」ボタンをクリックして、すべてのフィールドを選択します。
  7. 設定が完了したら「続行」ボタンをクリックします。
  8. レポートビルダーにインサイトパネルが現れ、分析プロセスの結果を表示します。表示される結果は、上記の手順に応じて設定した内容により異なり、統計的に最も関連の高いものから順に表示されます。

    Yellowfinが選択するグラフのタイプは、分析するデータのタイプにより異なります。例えば、値がどちらも数値の場合、散布図が生成されます。


  9. 各グラフには説明が付随するため、分析結果をより深く解釈することができます。
  10. グラフをクリックすると、表示されるポップアップ内で拡大されたバージョンを参照することができます。



  11. 選択」アイコンをクリックすることで、対象のグラフがグラフビルダーに追加されます。この方法により、複数のグラフをレポートに追加することができます。または、「すべて選択」オプションを使用することで、表示されたインサイトすべてを追加することができます。



  12. やりなおす」ボタンをクリックすることで、インサイト・ウィザードに戻り、他のタイプの分析オプションを選択することができます。



  13. 保存するグラフを選択したら、「グラフ」メニューをクリックして、グラフビルダーへ移動します。



  14. 選択したグラフが、表示されます。
  15. 画面の右側に表示される「インサイト」アイコンをクリックすることで、選択しなかった他のグラフを参照することができます。



  16. 選択したグラフは、通常のレポートと同様に編集、発行することができます。このように、通常のグラフやレポート作成に必要な作業をすべて実行することなく、関連するレポートコンテンツを素早く作成することができます。

    インサイトを再度実行すると、インサイトパネルに表示されていた以前の結果は削除されますが、グラフビルダーに追加したグラフはそのまま残ります。

自動インサイトを実行すると、バックグラウンドでレポートが生成され、Yellowfinのリポジトリデータベースに保存されます。これは、自動インサイトグラフと説明の基礎になります。ユーザーがインサイトを破棄すると、これらのレポートは使用されません。システムは、48時間ごとにこれらの孤立したレポートを確認し、未使用のものを削除します。

 

 

データセットの確認

自動インサイトが作成された後でも、レポートのデータセットを変更することができます。

  • レポートビルダーの「データ」メニューへ移動します。
  • レポートにフィールドを追加、またはこれを削除します。これにより、以下のポップアップアラートが表示されます。



  • 現状生成されているインサイト(選択したグラフは除外されるので、インサイトパネルを閉じた後でも、グラフビルダーに表示されます)を削除するには「Yes」をクリックします。これにより、改めて新しいインサイトを実行することができます。
  • No」をクリックした場合は、データを変更した後でも、(インサイトパネルを含み)インサイトは維持されます。