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概要


マルチ表示オプションを使用することで、単一のマスターレポートに基づき、複数のレポートをリンクさせることができます。これには、以下を含みます。


  • マルチ表示:ひとつのレポートに複数のレポートを表示します。
  • タブ型レポート:タブを使用することで、マスターレポートに複数のレポートを追加します。

こちらのオプションを使用する利点は、互いに関連性の無いデータだが、ユーザーにとっては重要な情報を含む複数のレポートを、ひとつのレポート上に表示できることです。

マルチ表示の作成


  1. マルチ表示レポートを作成するためには、分析スタイルで「マルチ表示」にチェックをいれます。
  2. 関連コンテンツ」ステップに移動します。左側のレポート一覧パネルを使用して、追加する子レポートを検索します。
  3. 適切な関連コンテンツエリアへ、レポートをドラッグします。今回はマルチ表示オプションを使用しているので、子レポートを表示する位置と、表示タイプを、「マルチ表示(タブ表示)」、「マルチ表示(上)」、「マルチ表示(右)」、「マルチ表示(下)」から選択しなくてはいけません。

タブ表示の例

マルチ表示設定をする際に、「タブ表示」オプションを選択することができます。これはつまり、以下の例のように、子レポートがメインレポートとは別のタブ上に表示されることを意味しています。

共有フィルター

Yellowfinでは、レポートにユーザープロンプトフィルターを設定し、これをマルチ表示レポートと共有することができます。

  1. 共有フィルターを設定するためには、使用したいユーザープロンプトフィルターを含めて、子レポートを作成します。
  2. 次にマスターレポートを作成し、上述のようにマルチ表示の設定をします。

  3. Yellowfinは、子レポートにユーザープロンプトが必要なことを認識するので、リンクするフィールドデータの選択を促します。マルチ表示レポートを、マスターレポートに含まれるフィールドとリンクすることもできますし、マスターレポートとフィルターを共有することもできます。
  4. マスターレポートと子レポートのフィールドをリンクすることで、両方のレポートで正しいパラメーターを使用することができます。

子レポートの編集

他のレポートの子レポートに使用されているレポートの編集をする時に、親レポートに必要なフィールドを削除すると、親レポートの実行は失敗します。ユーザーにレポート編集権限が無い場合、そのユーザーはエラーを改修することができません。そのため、関連するレポートに影響を与えないように、レポート編集時には細心の注意を払ってください。

書式オプション


メインレポートのメニューから、マルチ表示レポートの書式を設定することができます。関連コンテンツの設定をすると、メニュー内にマルチ表示の書式項目が表示されます。クリックをして、書式を適用する関連コンテンツを選択します。


オプション

説明

タイトルを表示

マルチ表示レポートのタイトルをページに表示するかを選択します。

説明を表示

マルチ表示レポートの説明をページに表示するかを選択します。

親に合わせる

マルチ表示レポートを親(上位)レポートと同じ幅にするかを選択します。これは、子レポートが親レポートよりも小さい場合に使用することができます。

境界線の幅

境界線の幅をピクセル単位で指定します。