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概要

Yellowfinインストーラーには、3つの動作モードがあります:

  1. 標準のグラフィカルインストーラー
  2. コマンドラインインストーラー
  3. サイレントインストーラー

インストーラーは、Windows実行可能(.exe)ファイルまたはJavaアーカイブ(.jar)ファイルとして配布されます。Windows実行可能インストーラーは、グラフィカルインストールモードのみがサポートされます。.jarインストーラーを使用するときのデフォルトの動作は、グラフィカルインストーラーの起動です。グラフィカル環境が検出されなかった場合(ヘッドレスLinux/Unixサーバーなど)、代わりにコマンドラインインストーラーが起動します。インストーラーを実行するために使用されるコマンドに切り替え引数を追加することで、インストールモードを具体的に選択できます。

java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -gui
java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -cmd
java -jar yellowfin-yyyymmdd-full.jar -silent

-guiを指定してグラフィカルインストーラーをリクエストしても、グラフィカル環境を利用できない場合は、エラーメッセージが表示されます。

それぞれのインストールモードでは同じタスクが実行されるため、同じパラメーター値を入力する必要があります。ただし、表示方法はまったく異なります。

インストーラーによって実行される一般的なプロセスは次のとおりです:

  1. ユーザーオプションの値を取得します。
  2. 配布ファイルをインストールします。
  3. Yellowfinデータベースを設定します。
  4. インストール後タスクを実行します。

インストーラーは細かくカスタマイズできます。たとえば、インストール中に表示されるテキストおよびイメージのカスタマイズ、ユーザーオプションの事前設定、さまざまなオプションの表示/非表示、Yellowfinのデフォルト動作を変更するためのインストール後タスクの実行などのために使用できるパラメーターを設定できます。これらのパラメーターはさまざまな方法で設定できます。優先順に以下のとおりです:

  1. インストーラーによって適宜提供されるデフォルトのオプション
  2. インストーラーにバンドルされているカスタムプロパティファイル
  3. インストーラーによって提供されるコマンドライン引数
  4. サイレントインストーラーのプロパティファイル(サイレントインストールの場合のみ)
  5. ユーザーがインストール中に入力するオプション(グラフィカルインストールおよびコマンドラインインストールの場合)

たとえば、コマンドラインで指定するオプションは、カスタムプロパティファイルで指定する同じオプションよりも優先します。