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概要

「カラム(列)の書式」タブにはいくつかのセクションが用意されており、これらを使ってフィールドの書式全般を編集することができます。

各セクションの内容を以下に示します。

オプション

説明

表示

デフォルト値になっているカラム(列)の表示名は、このフィールドを更新するだけで変更できます。

書式

各データタイプにユニークな書式オプションのセットかあります(例:テキスト、日付、または数値型)。

各タイプの詳細については、 表示書式 を参照してください。

サブ書式

カラム(列)に選択した書式オプションによって、サブ書式のセットが異なります。設定したいサブ書式を選択します。

日付その他

日付のサブ書式から「その他」を選択すると、独自のカスタムの日付書式を作成することができます。
たとえば、2003年4月2日などの日本の日付書式を作成するには、以下の書式を追加すると作成することができます。
yyyy年M月d日

小数点以下桁数

数値型の書式を設定する場合、定義する小数点以下桁数の数を設定できます。これを使用して、1ドル未満のセントを小数点以下桁数で定義することができます。$20.00の場合、小数点以下桁数を*2{*}にします。注意: 1,000で除算するなどで数値型データを変換するには、高度な関数でデータ変換オプションを使用します。高度な関数はレポートフィールドのページで使用することができます。

詳細については、 高度な関数 を参照してください。

接頭文字

接頭文字は、データベースから戻される値の 前に 追加の文字を含めるために使用します。これは、通貨の定義に使用することができます。$20.00の場合は$を追加します。 $

接尾文字

接尾文字は、データベースから戻される値の 後に 追加の文字を含めるために使用します。これは、パーセンテージの定義に使用することができます。30%の場合は%を追加します。 %

丸め(端数処理)

丸め(端数処理)書式では小数値の丸め方を選択できます。
・切り上げ: 小数値を切り上げます(例:1.1を2にする)。
・切り捨て: 小数値を切り捨てます(例:1.9を1にする)。
・四捨五入: 0.5以上の小数を四捨五入します。
・五捨六入: 0.5以下の小数を五捨六入します。

千単位区切文字

インスタンスに対してデフォルトになっている千単位区切文字をONまたはOFFに替えます。例:1000から1,000になります。

負数の括弧表示

負の値をカッコ付きまたはカッコなしで表示します。

フィールドを表示

レポート上のカラムを非表示にします。カラムを非表示にすることで、レポートからカラムが削除された場合に発生するグループの再編成が行われなくなります。以下を参照してください:

元のレポート

City

Country

Sum Revenue

London

UK

500,000

Manchester

UK

300,000

Hamburg

Germany

400,000

Munich

Germany

450,000

都市カラムの非表示

Country

Sum

Revenue

UK

500,000

UK

300,000

Germany

400,000

Germany

450,000

都市カラムの削除

Country

Sum Revenue

UK

800,000

Germany

850,000

重複表示の排除

重複表示の排除は、重複している値をカラム(列)から削除して単一の値に分類します。


表示書式

カラムに書式設定されているフィールドのタイプに基づいて、さまざまな書式オプションがあります。Yellowfinのデフォルトのオプション一覧を以下に示していますが、Yellowfinはカスタマイズできるため、ソフトウェアの一部として他にもオプションがある場合があります。

書式オプション

説明

テキスト

プレーンテキストを表示します。

ケースフォーマッター

テキストを 大文字 または 小文字 として書式設定できます。

電子メール

テキストにハイパーリンクを作成します。電子メールのクライアントが開き、以前に送信したアドレスが事前に挿入されます。

国旗書式(Flag Formatter)

データにISOの国コードがある場合、そのコードをテキストではなく各国の国旗で表示することができます。

HTML

HTMLタグを含むフィールドの書式を設定します。ユーザー選択に応じて、HTMLタグを削除するか、またはHTMLタグを使用します。たとえば、URLを使用してイメージを表示する場合は、フィールドは次のようになります。
<img src="http://imagepathhere.png" />.

HTML 5の動画

フィールドに保存されたパスから動画を表示します。パスは、フルURLまたは動画がYellowfin ROOTディレクトリに保存されている場合は相対パスのいずれかになります

URLへリンク

返されたデータの値をURLリンクに渡すことができます。
ハッシュ(##)を使用して、URLのどこにカラム(列)値を配置するのかをYellowfinに示します。
例:以下に示すように、IPアドレスのカラム(列)に書式を設定してURLを入力します。
http://www.google.com.au/search?hl=en&q=##
これは実質的には、どのIPアドレスでも配置できることを意味します。
例:http://www.google.com.au/search?hl=en&q=10.100.32.44

参照コード

セル内のテキストを内部検索テーブルの値に変換します(例:AUからAustraliaに変換)。詳細については、 参照コード を参照してください。

RAW(書式設定なし)

データベースからデータが返されたときに、そのデータを表示します(追加の書式設定は適用されません)。

URLハイパーリンク

URLハイパーリンク テキストにハイパーリンクを作成します。なお、このリンクをクリックすると、Webページが開きます。テキストが適切なURLになっていることが前提です。

YYouTubeフォーマッター

フィールドに保存されたIDに基づいて、YouTubeの動画を表示します。

 

日付

日付

値を日付として表示します。複数の日付オプションがあります。

時間

値を時間フィールドとして表示します。複数の日付オプションがあります。

Timestamp

完全な日付と時間の値が表示されます。

日付フォーマッター

日付フィールドを取り込み、その日付部分の表示を書式設定します。

 

数値型

数値型

値を10進数として表示します。小数点以下桁数を設定することかできます。

パーセンテージ棒グラフ

100以下のパーセンテージ値を棒グラフに変換します。

オプション

説明

方向

各カラム(列)に並べかえを適用します。複数のフィールドを使用して並び順を指定する場合は 表の並べかえを参照してください。

オプション

説明

フォントスタイル

フィールド内のテキストのスタイリングオプションを定義します。これには、フォントの種類、フォントサイズ、フォントの色、およびフォントスタイルがあります。

*位置合わせ

フィールド内のテキストの位置合わせオプションを定義します。

背景

カラム(列)のカスタム背景色を定義します。

カラム(列)幅

カラム(列)の幅を定義します。

最大文字数

セルに表示する最大文字数を定義します。

テキストの折返

文字数の多いセルでテキストを複数行に折り返します。

オプション

説明

位置

セルを囲む境界線の位置を定義します。

セルの境界線の色を定義します。

セルの境界線の幅を定義します。

オプション

説明

集計の合計

カラム(列)に合計として適用される集計を定義します。注意: 合計(計算フィールド)は計算フィールドにのみ使用でき、計算で使用された規則に基づいて合計を作成します。たとえば、領収金額/請求金額の比率の合計の場合は、合計(領収金額)/合計(請求金額)になります。

ラベルの表示

カラム(列)サマリーのテキストラベルを表示します。

スタイル

カラム(列)内のサマリーのカスタム書式を定義します。これには、フォントの種類、フォントサイズ、フォントの色、フォントスタイル、および位置合わせがあります。

背景

カラム(列)サマリーの背景色を定義します。

小計

カラム(列)のユニークな値それぞれの小計ロウ(行)を表示します。

カラムドロップダウンメニュー

表から書式を設定するカラムを選択する場合は、カラムタイトルのドロップダウンメニューをクリックします。

オプション

説明

集計

ユーザーはフィールドに 集計 を適用できます。

並べかえ

ユーザーは個別のフィールドに並べかえを適用できます。

  • 何もなし: フィールドに適用されている並べかえを削除します。
  • 昇順: データを昇順で(AからZ、1から9というように)並べかえます。
  • 降順: データを降順で(ZからA、9から1というように)並べかえます。

高度な関数

ユーザーはフィールドに 高度な関数 を適用できます。

書式

このフィールドが選択された状態で「カラム(列)の書式」メニューを開き、レポート作成者がこのメニューを使用して書式オプションを適用できます。

書式クリア

レポート作成者は、フィールドに適用されているすべての書式オプションをクリアできます。

条件付き書式

ユーザーは、このフィールドの「 条件付き書式 」メニューを開いて、アラートを適用できます。

グループデータ

ユーザーは、フィールドのデータに基づいて値のグループを作成できます。
例:年齢(1~18 =子供、19~36 =青年、など)

合計

ユーザーは、フィールドにサマリー集計を適用できます。

フィールドを非表示化

ユーザーはフィールドを非表示にすることができます。

カラム(列)のドラッグ&ドロップオプション

書式に関するオプションのほとんどは、書式メニューによって設定可能です。しかしながら、いったんレポートを作成してしまえばドラッグ&ドロップによって調整可能な項目もあります。

注意: ドラッグ&ドロップによる調整が可能なのはドラフト(編集中)モードのレポートのみです。有効化されたレポートではこれらの機能は使用できません。

カラムの順序

カラムの順序を画面上で直接変更することができます。このオプションは「カラム(列)ベース」のレポートでのみ有効です。

  1. カーソルをカラムタイトルの上に移動すると、図のように形が変わります。
  2. この状態でタイトルをクリックし、マウスボタンを押したままにします。カラムをドラッグして移動できます。カラムの外枠と挿入できる位置が図のように表示されます。
  3. カラムをドロップすると、ページが書き換えられて変更が完了します。

カラム(列)幅

カラムの幅をドラッグ&ドロップによって変更することができます。

  1. カラムの右端にカーソルを移動しクリックします。カーソルが図のように変わり、カラムの外枠が表示されます。
  2. そのままドラッグして希望の大きさになったらドロップします。ページが書き換えられてリサイズは完了です。