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概要

このセクションのプロパティは、インストーラーのユーザー入力オプションの初期値を指定するために使用されます。グラフィカルおよびコマンドラインインストーラーを使用するときは、これらの値がデフォルトとして使用されますが、インストール時にユーザーが上書きできます。一部のユーザーオプションは、ユーザーに表示されません。こうすることで、ユーザーがこれらのプロパティに指定されている値を上書きできないようにしています。

サイレントインストーラーを使用するときは、インストールパラメーターを指定するためにこれらのオプションを使用する必要があります。

標準のコンテンツ

チュートリアルパックのインストール

プロパティ

option.pack.tutorial

Ski Teamチュートリアルデータベースおよびサンプルコンテンツをインストールするかどうかを指定するために、trueまたはfalseに設定します。

デフォルト

true

option.pack.tutorial=true

世界各国ジオパックのインストール

プロパティ

option.pack.geopack.world

世界各国ジオパックをインストールするかどうかを指定するために、trueまたはfalseに設定します。

デフォルト

false

option.pack.geopack.world=true

米国ジオパックのインストール

プロパティ

option.pack.geopack.us

米国ジオパックをインストールするかどうかを指定するために、trueまたはfalseに設定します。

デフォルト

false

option.pack.geopack.us=true

ライセンス

ライセンスファイルの場所

プロパティ

option.licencefile

Yellowfinライセンスファイルのパス。この値は、インストール時にインストール対象コンピューター上に存在するライセンスファイルのフルパスにしてください。

option.licencefile=/usr/local/yellowfin.lic

全般オプション

サーバーポート

プロパティ

option.serverport

Yellowfinが使用するサーバーポート。この値は、1~65535の有効なポート番号にしてください。インストール時に、このポートが使用可能かどうかがチェックされます。使用可能でない場合は、警告が表示されます。

デフォルト

8080で始まる使用可能なポートを選択します。

option.serverport=8080

Windowsサービス

プロパティ

option.winservice

Windowsサービスをインストールする場合は、trueに設定します。その他のオペレーティングシステムでは、このプロパティは無視されます。

デフォルト

false

option.winservice=true

データベースの選択

データベースタイプ

プロパティ

option.db.dbtype

Yellowfin構成データベースに使用するデータベースタイプ。使用可能な値は以下のとおりです:
AS400 - (AS/400 DB2)
CacheDB
DB2
HSQLDB - (組み込みデータベース)
Ingres
MySQL
Oracle
PostgreSQL
Progress - (Progress 9)
SQLServer - (Microsoft SQL Server)
SQLServerAzure - (Microsoft SQL Server Azure)
SybaseASA - (Sybase SQL Anywhere / IQ)
SybaseASE - (Sybase ASE)

option.db.dbtype=PostgreSQL

Progress JDBC ドライバー

プロパティ

option.db.progressdriver

Progress JDBCドライバーファイルの場所。このファイルは、(インストーラーがビルドされるコンピューターではなく)インストール対象コンピューター上に存在する必要があります。その他のデータベースタイプでは無視されます。

option.db.progressdriver=/usr/local/dlc/java/jdbc.jar

データベースホスト名

プロパティ

option.db.hostname

Yellowfin構成データベースサーバーのホスト名。

option.db.hostname=localhost

データベースポート

プロパティ

option.db.port

Yellowfin構成データベースサーバーのポート。この値を省略した場合、選択したデータベースタイプのデフォルトポートが使用されます。

option.db.port=5432

データベース名

プロパティ

option.db.dbname

Yellowfin構成データベースの名前。

option.db.dbname=yellowfin

データベースの新規作成

プロパティ

option.db.createdb

Yellowfin構成データベースとして新しいデータベースを作成する場合は、trueに設定します。選択したデータベースタイプがデータベースの作成をサポートしない場合は無視されます。

option.db.createdb=true

SQL Serverインスタンス名

プロパティ

option.db.sqlinstance

SQL Serverに接続するときに使用するインスタンス名。ほかのデータベースタイプでは無視されます。この値を省略した場合、デフォルトインスタンスが使用されます。

option.db.sqlinstance=MyInstance

SQL Server認証タイプ

プロパティ

option.db.sqlauthtype

SQL Serverに接続するときに使用する認証タイプ。ほかのデータベースタイプでは無視されます。windowsまたはsqlserverに設定してください。

デフォルト

sqlserver

option.db.sqlauthtype=windows

SQL Serverログオンドメイン

プロパティ

option.db.sqldomain

認証タイプがwindowsに設定されていてSQL Serverに接続するときに使用するログオンドメイン。

option.db.sqldomain=MyDomain

Databaseユーザー名

プロパティ

option.db.username

Yellowfin構成データベースに接続するときに使用するユーザー名。

option.db.username=myuser

データベースパスワード

プロパティ

option.db.userpassword

Yellowfin構成データベースに接続するときに使用するユーザーパスワード。

option.db.userpassword=password

データベースユーザーの新規作成

プロパティ

option.db.createuser

Yellowfin構成データベースに接続するときに新しいデータベースユーザーを作成する場合は、trueに設定します。選択したデータベースタイプがデータベースユーザーの作成をサポートしない場合は無視されます。

option.db.createuser=true

データベース管理者のユーザー名

プロパティ

option.db.dbausername

データベースまたはデータベースユーザーを作成するためにデータベースに接続するときに使用するデータベース管理者のユーザー名。データベースの新規作成オプションとデータベースユーザーの新規作成オプションのどちらもtrueに設定されていない場合は無視されます。

option.db.dbausername=admin

データベース管理者のパスワード

プロパティ

option.db.dbapassword

データベースまたはデータベースユーザーを作成するためにデータベースに接続するときに使用するデータベース管理者のユーザーパスワード。データベースの新規作成オプションとデータベースユーザーの新規作成オプションのどちらもtrueに設定されていない場合は無視されます。

option.db.dbapassword=password

インストールパス

インストールパス

プロパティ

option.installpath

Yellowfinのインストール先パス。この値は、Yellowfinをインストールするフルパス名にしてください。このディレクトリが存在しない場合は作成されます。

option.installpath=/usr/local/Yellowfin

インストールフォルダー名

プロパティ

installer.installfolder

このプロパティは、インストールフォルダーのデフォルト名を設定します。グラフィカルインストーラーの場合、インストールフォルダーのデフォルトは、オペレーティングシステム固有の場所にこの名前で作成されるフォルダーです。

デフォルト

アプリケーションの名前とバージョン。

installer.installfolder=Report Server 7.1