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ダッシュボードウィジェット

ダッシュボードウィジェットは、ダッシュボードを製作する際に、各ページのコンテンツを定義するために使用されます。ダッシュボードは、表示、呼び出し、ページ上で使用、の他のすべてのウィジェットを持っています。ダッシュボードには、独自のCSSクラスによってスタイルが適用されたレポートを、必要な数だけ含めることができ、ダッシュボード全体にそのスタイルを適用することもできます。

ダッシュボードには、以下のウィジェットを含めることができます。

各ダッシュボードは、URLによって直接参照されます。これがページ間のナビゲーションを実行する方法になります。ナビゲーションリンクは、設計またはユーザーの要求に応じて、ヘッダーまたはレフトサイドナビゲーションパネルとして提供されます。

各ダッシュボードには、ウィジェット間で共有するための、フィルターを含めることができます。フィルターウィジェットによって、XML内でフィルター値を定義したり、ダッシュボードを参照するユーザーが設定することもできます。これらのフィルターとリンクしているレポートは、ユーザーがフィルター値を変更した際に、自動的に更新されます。

ダッシュボードは、独立した存在です。フィルターや非表示のレポートを含め、ダッシュボード間で共有されるものはありません。しかし、ダッシュボード設計者が、ダッシュボード間でコンテンツを共有したい場合は、サブタブウィジェットを使用することで、これを実現することができます。このシナリオでは実際のところ、各ダッシュボードは、主要なダッシュボードのサブタブとして作成され、各サブタブは別々に表示されるようにスタイリングされています。

サブタブウィジェット

サブタブウィジェットは、単一のダッシュボード定義内で、コンテンツの異なる項目間を行き来するために使用されます。これは、標準的なYellowfinインターフェイス内でサブタブがどのように機能するのか、と同様です。ボタンやドロップダウンリストを使用してタブを切り替えることで、ユーザーはスクリーン上に異なるコンテンツを表示することができます。

サブタブボタンのオプションには、異なる4つの要素を含めることができます。タイトル説明アイコン集計値です。テキストとアイコンは、XMLを通じて定義しますが、集計値はYellowfinレポートから直接取得されます。

サマリー情報を使用している際に、特定のオプションに対する結果が無い場合は、サブタブを非表示にすることができます。これにより、ユーザー単位や、ページ上の他のフィルター結果に基づいて、サブタブを表示(または非表示に)することができます。

サブタブには、以下のウィジェットを含めることができます。

サンプルレポート

サマリー情報は非表示レポートから取得されており、以下のように設計されます。

ディメンション

Booking Stats

65

Athletes

37

Ski Camps

12

サンプル出力

サブタブオプションを適用すると、以下のように表示されます。



テキストウィジェット

テキストウィジェットは、基本的に静的テキストを表示するために使用され、これには見出し説明表題が含まれます。リンクしているテキストや、静的テキストとレポートデータテキストの組み合わせのような、より高度なテキストは、カスタムHTMLウィジェットを使用することで実現することができます。

 

エクスポートボタンウィジェット

エクスポートウィジェットは、ユーザーがダッシュボードやレポートを、PDFやXLS形式でエクスポートしたり、印刷ダイアログを生成したりするための、リンクやボタンを表示するために使用します。

    • PDF – 出力用のスタイルにカスタムCSSを使用するオプションを適用して、現在表示している状態のダッシュボードのサブタブをエクスポートします。
    • XLS – XML内で定義された個別のレポートをエクスポートします。
    • 印刷 – ブラウザの印刷ダイアログを開き、参照しているダッシュボードのサブタブを、現在の状態のまま、印刷することができます。

 

フィルターウィジェット

フィルターウィジェットは、レポートウィジェットにより使用されるフィルターに値を渡す、ユーザーインターフェイス要素を提供します。フィルターは、ボタンドロップダウンリスト日付選択カレンダーを表示するように構成することができます。フィルターで選択された値を変更すると、これらの値を使用している、ダッシュボード上に表示されたレポートはすべて、自動的に更新されることになります。

フィルターは、テキストラベル、説明、アイコンの組み合わせを使用して、カスタマイズすることができます。フィルター値は、XMLを通して定義したり、ユーザーがダッシュボードを参照する際に、値の設定を要求されるように設定することもできます。

フィルターには、テキスト数値日付が利用できます。日付フィルターのオプションを定義する際には、特別なトークンを使用することで、現在の日付に基づくフィルターを作成することができます。これにより、過去1年、過去1ヶ月、1年間、前年、のような日付の範囲をフィルターに使用することができます。カスタム日付選択は、カスタムユーザープロンプト日付を選択する際にも、使用することができます。

フィルターの値をユーザーのセッションに付加することができるオプションがあります。他のダッシュボード上で同様の名前を持つフィルターはすべて、以前に入力された値を引き継ぎます。これにより、ダッシュボード上の日付フィルターに、以前参照したタブで入力した値を自動的に配置することができます。

フィルターは、以下の箇所に表示することができます。上部のナビゲーションフィルター(上記の日付フィルターを参照してください)、ドロップダウンリスト、そして、サブタブオプションに書式を適用する方法と同様に、追加のサマリー情報をフィルターボタンに表示することができます。

 

レポートウィジェット

レポートウィジェットは、グラフ、マルチグラフ、表形式のレポートを、ダッシュボード上のYellowfinの結果として含むために使用します。これらの結果は、ダッシュボード上に表示するか、他のリンクされたウィジェットによって使用するために非表示にすることができます。リンクされたウィジェットには、フィルタータブウィンドウ形式カスタムHTMLが含まれます。

レポートは、グラフ、表、マップ、または非表示を含む、いくつかの書式が適用できます。

 

グラフ


マップ

 

モーダルウィンドウウィジェット

モーダルウィンドウウィジェットは、コンテンツを含むダッシュボード上で、子ウィンドウ(ポップアップ)を表示するために使用されます。このウィジェットは、レポート上のリンクやボタンに付加することができます。これは、「すべてを表示する」機能に使用することができ、ダッシュボード上を覆うのではなく、レポート結果のすべてをポップアップウィンドウ内に表示します。あるいは、子レポートを表示するドリルスルーリンクを作成するために使用することができます。(Yellowfinインターフェイスではなく、DashXML内で構築する必要があります)

 

カスタムHTMLウィジェット

カスタムHTMLウィジェットは、HTMLやJavaScriptによって定義することでカスタマイズ機能を設計することができる、コンテナとして機能します。レポートやフィルターデータは、カスタムデザイン内で使用するために、このウィジェットに渡されます。

 

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