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概要

Webサービスは、OEMアプリケーションとYellowfinとの間の通信を管理するために使用されます。Webサービスは、XMLベースであり、OEMアプリケーションを開発するために使用されるプログラミング言語には依存しません。

Yellowfin Webサービスを対象に開発を行う場合、WSDL定義に対して関数スタブを生成することができます。これらの定義は、http://<yellowfin-server>:<port>/services(例:http://localhost:8080/services)で見つけることができます。

関数スタブにより、開発者は、ネイティブのプログラミング言語で標準の関数呼び出しを行い、Yellowfinで提供されるWebサービスと直接通信することができます。関数スタブを作成するプロセスでは、Webサービスで必要な他のオブジェクトも生成しなくてはいけません。

Webサービスの例で使用されるいくつかのオブジェクトには、以下のようなものがあります。

  • AdministrationServiceRequest - Webサービスに対して行われる呼び出しのタイプを定義するオブジェクト
  • AdministrationServiceResponse - Webサービスによって返されるオブジェクト
  • AdministrationPerson - ユーザー情報を含むオブジェクト
  • AdministrationGroup - グループ情報を含むオブジェクト

Yellowfin WebサービスAPI

Yellowfinには、「yfws-<date>.jarというJARファイルが付属しています。このファイルは、YellowfinのインストールディレクトリYellowfin\development\libにあります。 

Yellowfin WebサービスAPIには、あらかじめ生成されたスタブが含まれます。これは、Java、またはJava統合をサポートする他の言語(Cold FusionやLotus Scriptなど)で開発されたアプリケーションで、直接使用することができます。大部分のWebサービスが、標準のJava関数によってまとめられているため、各リクエストを手動で生成する必要がなくなることから、統合が若干容易になります。

Webサービスリクエストの形式は、以下の通りです。

AdministrationServiceRequest rsr = new AdminstrationServiceRequest();
AdministrationServiceResponse rs = null;
AdministrationPerson person = new AdministrationPerson();

rsr.setLoginId(this.username);
rsr.setPassword(this.password);
rsr.setOrgId(new Integer(1));
rsr.setFunction("ADDUSER");

rs = AdministrationService.remoteAdministrationCall(rsr);

より詳細な情報は、管理サービス、またはレポートサービスを参照してください。