Yellowfinクラスタは、単一のデータベースインスタンスを要求するため、インストールプロセスは通常のプロセスとは異なります。一つ目のYellowfinクラスタノードは、通常のインストールと同様にインストールすることができます。コマンドライン、またはGUIインストーラーのいずれかを使用することができます。
追加のYellowfinクラスタノードは、Yellowfinリポジトリデータベースを要求しません。以下のいずれかの方法で、インストールを実行します。
データベースへのアクセスが無い場合のインストール
一つ目のノードをインストールし、Yellowfinのリポジトリデータベースが作成されると、初期データベースに影響を与えることなく、Yellowfinインストーラーを、継続するノードのインストールに使用することができます。
Yellowfinインストーラーを使用するには、以下のコマンドを使用します。
java -jar yellowfin-20170928-full.jar action.nodbaccess=true
「action.nodbaccess=true」オプションは、通常通りインストーラーを実行し、データベースの詳細情報を要求しますが、インストール中にデータベースを作成したり、変更したりはしません。これは、Yellowfinのファイルシステムコンポーネントのみを生成します。レガシークラスタを使用する場合は、各ノードでweb.xmlファイルに個別の変更が必要になる場合があります。
ファイルシステムの複製
各ノードのファイルシステム構成は同一であるため、Yellowfinインストールディレクトリを他の端末上に複製することで、新規ノードを作成することができます。レガシークラスタを使用する場合は、各ノードでweb.xmlファイルに個別の変更が必要になる場合があります。
仮想マシンの複製
仮想マシン(または、AWS AMI、Azureコンピュータイメージ、Dockerイメージ)は、Yellowfinのアプリケーションサーバコンポーネントで事前に設定をすることができます。仮想マシンの複製は、クラスタ内の各アプリケーションノードで起動することができます。