概要
インストーラーでは、インストールを実行する前に、以下の情報が収集されます:
- チュートリアルデータベースおよびサンプルレポートをインストールするかどうか
- サンプルの使用状況レポートをインストールするかどうか
- オプションの言語パックをインストールするかどうか
- Yellowfinライセンスファイルの場所
- App Serverのポート
- Windowsサービスをインストールするかどうか(グラフィカルインストーラーがWindowsシステムで実行される場合のみ)
- Yellowfinデータベースの接続パラメーター
- インストールディレクトリ
グラフィカルインストールとコマンドラインインストールの場合、これらの値はユーザーが入力します。デフォルト値は、カスタムプロパティファイルまたはコマンドラインで指定でき、グラフィカルインストールで表示されます。サイレントインストールの場合はユーザー入力がないため、カスタムプロパティファイルおよびコマンドラインで指定する値が使用されます。
カスタムプロパティファイル
カスタムプロパティファイル(custom.properties)は、インストーラーに含まれます。インストールの動作に影響するすべてのオプションをこのファイルで設定できます。詳細については インストーラーへのファイルの追加 を参照してください。
データベースのタイプとしてHSQLDBを指定することで(option.db.dbtype=HSQLDB)、HSQL組み込みデータベースにインストールすることを選択します。これにより、Yellowfinインストールに内蔵データベースが作成され、その他のデータベースオプション(option.db.*)はすべて無視されます。
インストーラーのインターフェース言語を設定するために、追加のオプションが使用されます:
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インストーラーのインターフェース言語 |
現在サポートされている言語は、en(英語)、ja(日本語)、およびfr(フランス語)です。このオプションを指定しない場合、GUIインストーラーが起動前に言語を選択するように要求します:
コマンドラインインストーラーでは、何も選択しない場合はインターフェース言語として英語を使用します。
例
以下は、ユーザーオプションの事前選択内容を示すcustom.propertiesのセクションの例です:
lang=en option.serverport=8080 option.db.createdb=true option.db.createuser=true option.db.dbtype=SQLServer option.db.sqlauthtype=sqlserver option.db.hostname=localhost option.db.port=1433 option.db.dbname=yellowfindb option.db.username=yfuser option.db.userpassword=yfpassword option.db.dbausername=sa option.db.dbapassword= option.pack.tutorial=true option.pack.usage=true option.pack.lang.ja=true option.pack.lang.es=true