標準のYellowfinログインページのカスタマイズは、以下の2つの方法で実行することができます。
一時的なカスタムログインページを、簡易的に作成する場合、YellowfinのROOTの「customimages」ディレクトリ(Yellowfin\appserver\webapps\ROOT\customimages
)で、同じファイル名の新しいバージョンのファイルを配置することで、以下のイメージをカスタマイズしたバージョンと置き換えます。
これらのイメージを置き換えたら、新しいイメージが表示されるように、ブラウザーのキャッシュをクリアしなくてはいけません。
重要:置き換えとして使用する新しいバージョンのイメージは、ページで使用されるようにするために、上記と同様のファイル名と拡張子にしなくてはいけません。オリジナルのイメージを上書きする必要はなく、単に新しいイメージのファイルをカスタムディレクトリに配置します。これにより、新しいイメージは、アップグレードプロセス時に上書きされません。
コンポーネント | 標準ログイン | カスタムログイン |
ページ全体 | ||
logo.svg | ||
yellowfin_welcome.jpg | ||
logoFooter.svg | ||
nav_bkg.png |
完全なスクラッチ状態から開始するのではなく、Yellowfinインストールの開発例ディレクトリ(Yellowfin\development\examples\index_mi.jsp
)にある、現状のログインページのjspのコピーを使用することができます。こちらのファイルには、ログインに必要なJavaScriptが含まれおり、必要に応じて、レイアウトを変更することができます。
まずは、ログインファイル名を「index_mi.jsp」
以外に変更します(例:login_companyName.jsp
)。次に、このログインファイルを、YellowfinのROOTディレクトリ(Yellowfin\appserver\webapps\ROOT
)に配置します。
Yellowfinが、標準オプションではなく、こちらのファイルを使用できるようにするためには、Yellowfinを「終了した」状態で、以下の手順を実行します。
Yellowfin\appserver\webapps\ROOT\WEB-INF
内に存在する「web.xml」
ファイルを、次の場所を特定します。
<!-- The Welcome File List --> <welcome-file-list> <welcome-file>index_mi.jsp</welcome-file> </welcome-file-list> |
「welcome-file」
ノードを、新しいログインページ名を参照するように更新します。例:
<!-- The Welcome File List --> <welcome-file-list> <welcome-file>login_companyName.jsp</welcome-file> </welcome-file-list> |
「web.xml」ファイル
への変更を保存します。index_mi.jsp」
への参照をすべて特定して、ログインページ名を新しい名前に更新します。例:こちらは、
<input type="hidden" name="<%=Const.INDEX_PAGE%>" value="/index_mi.jsp" /> |
このようになります。
<input type="hidden" name="<%=Const.INDEX_PAGE%>" value="/login_companyName.jsp" /> |
また、こちらは、
Const.INDEX_PAGE +"=/index_mi.jsp" |
このようになります。
Const.INDEX_PAGE +"=/login_companyName.jsp" |
構成テーブルで、以下のように、「ConfigCode = 'LOGONPAGE'」
となっているレコードを特定し、「ConfigData = 'login_companyName.jsp'」
に更新します。
UPDATE dbo.Configuration SET ConfigData = 'login_companyName.jsp' WHERE ConfigCode = 'LOGONPAGE' |
コンポーネント | 標準ログイン | カスタムログイン |
ページ全体 |