Yellowfinでは、様々なタイプのコンテンツをストーリーに追加することができます。これにはテキストの他に、レポートやイメージ、ビデオが含まれます。他のword処理ツールのように、こちらのビルダー内で、コンテンツの追加、編集、削除をすることができます。
ストーリーにコンテキストを提供するテキストを追加します。
書式設定メニュー、またはキーボードのキーを組み合わせて使用することで、テキストの書式設定を行います。
アイコン | タイプ | 説明 | キーの組み合わせ |
Heading 1 | テキストの行全体を見出しへ変換します。 注意:この見出し書式は、太字、または斜体書式よりも優先されます。 | ||
Heading 2 | テキストの行全体をサブ見出しへ変換します。 注意:この見出し書式は、太字、または斜体書式よりも優先されます。 | ||
引用 | テキストの行全体を、引用形式に変換します。 | ||
太字 | 選択したテキストを太字にします。 | ||
斜体 | 選択したテキストを斜体にします。 | ||
リンク | 選択したテキストにリンクを適用します。 こちらのアイコンをクリックすると、リンクをリダイレクトするURLの提供を促されます。 | ||
番号付き一覧 | 番号付き一覧を作成します。詳細は、以下を参照してください。 | 1.<space> | |
箇条書き一覧 | 箇条書き一覧を作成します。詳細は、以下を参照してください。 | -<space> or *<space> |
番号付き一覧を作成するには、以下の手順に従います。
箇条書き一覧の作成、編集手順は、上記番号付き一覧と同様です。しかし、未設定の行を箇条書き一覧にするキーの組み合わせは、「ハイフンキー(-)」を押下してから「スペースキー」を押下、または「アスタリスクキー(*)」を押下してから「スペースキー」を押下のいずれかになります。
ストーリー内からテキストをコピーし、同じストーリー内の別の項目にコピーすることができます。この場合、コピー元のテキストに適用された書式設定は、貼り付けた先でも維持されますが、外部ソースからコピーされたテキストが元の書式を維持することはありません。
ストーリーに分析レポートを追加することができます。追加できるのは、以下の3タイプのコンテンツです。
作成しているストーリーの内容に応じて、追加するレポートのタイプを選択します。選択時には、以下を考慮しましょう。
レポート追加時には、レポートのどのアイテムを表示するのか選択することができます。
上述の通り、ストーリーモジュールでは「新規レポート作成」ボタンをクリックすることで、最初からレポートを作成することができます。これにより、公開時にライブレポートがストーリーに自動的に追加されます。レポートページ右下隅にある「ストーリーに戻る」ボタンをクリックすることで、元のストーリーに移動することができます。
注意:レポートが作成中で有効化されていない場合、ストーリーを書いた人や共同編集者には、レポートが追加される箇所にプレイスホルダーが表示されます。プレイスホルダー上の「最大化」ボタンを使用することで、レポートに戻ることができます。
レポートにマウスオーバーすることで、レポートメニューが表示されます。これには、レポート表示サイズの変更、グラフや表、キャンバスなど、ストーリーに表示するレポートビューの選択、レポートビルダーでのレポート閲覧などが含まれます。
注意:アイコンが暗く表示されていれば、その項目は有効です。グレーアウトしている場合、その機能は適用されていません。機能を適用するには、グレーアウトしているアイコンをクリックします。例えば、グレーアウトしている表アイコンをクリックすることで、レポートに表が表示されます。
アイコン | 説明 |
レポート表示を小さく変更します。表示するレポートサイズの大小は切り替えることができます。 サイズ制限:幅400 px | |
表示されているレポートのサイズを拡大します(デフォルトで有効です)。 サイズ制限:幅700 px | |
レポートのグラフのみを表示します。グラフが複数ある場合は、ポップアップが表示され、表示するグラフの選択を促されます。詳細は、こちらを参照してください。 | |
レポートの表を表示します。サイズ制限に適合しますが、水平方向、および垂直方向にスクロールすることもできます。 | |
レポートキャンバスを表示します(デフォルトで無効です。また、レポートにキャンバスが追加されている場合にのみ利用可能です)。 ストーリー内では、キャンバスサイズを変更できない点に注意してください。ストーリーに表示できる最大サイズは、デフォルトで700 x 600 pxです。このサイズを超過するキャンバスは、切り取って表示されます(レポートビルダー内でキャンバスサイズを変更する場合、ストーリーに適合する最大サイズのポインターが表示されます)。 | |
レポートの「出力」ページに移動し、そこでレポートを編集して、再度公開することができます。変更内容は、ストーリーに追加したライブレポートに反映されます。これは、レポートをスナップショットやブックマークに置き換えたり、同様のレポートから別のアイテムをストーリーに追加することもできます。詳細は、こちらを参照してください。 |
ストーリーに追加されたライブレポート、スナップショット、ブックマークのようなアイテムは、置き換えることが可能です。
レポートに複数のグラフが含まれる場合、ストーリーに追加するグラフを選択することができます。
アクセス権が制限されている非公開レポートを追加した場合、アクセス権が付与されていないユーザーにはレポートが非公開となり、閲覧できない理由が表示されます。以下の例を参照してください。
TableauやPowerBI、Qlikのような他のレポート作成ツールからのレポートを、Yellowfinストーリーに追加することができます。これは、埋め込むレポートのリンクを提供することで実行します。
これを実行する前に、ストーリーと外部コンテンツアドオンをサポートする適切なYellowfinライセンスを保持していることを確認します。外部レポートを埋め込むユーザーには、「外部コンテンツ利用権」が付与されていなくてはいけません。 |
外部BIツールからレポートを追加するには、以下の手順に従います。
テキストやレポートの他に、ストーリーには、イメージやビデオのようなコンテンツや、仕切りを追加することができます。
イメージ管理を使用して、ストーリーにイメージを配置、管理、追加できます。詳細な説明は、このセクションの最後にある表を参照してください。
アイコン | サイズオプション | 説明 |
オリジナル | オリジナルサイズでイメージを表示します。こちらのオプションは、オリジナルイメージの幅が700 pxよりも小さい場合に利用できます。 | |
フィットさせる | ストーリーのサイズである700 pxに合わせてイメージを表示します(アスペクト比を維持するために、イメージの幅は700 pxに引き伸ばされます)。イメージはデフォルトで、こちらのサイズに表示されます。 | |
ワイド | 表示できるイメージの最大サイズです(このオプションは、アスペクト比を維持するために、イメージの幅を900 pxに引き伸ばします)。 |
イメージ管理では、Yellowfin内のイメージファイルを素早く簡単に管理するための様々なツールが用意されています。それぞれの詳細については、以下の表を参照してください。
機能 | 説明 |
新規イメージをアップロードするには、「新しいイメージをアップロード」ボタンをクリックします。有効なイメージ形式であるJPEG、PNG、GIFのみアップロード可能です。 | |
「すべてのイメージ」には、Yellowfin内のすべてのイメージが表示され、「最近のイメージ」には最も最近使用されたイメージが表示されます。 「個人用イメージ」には、ユーザー自身がアップロードしたイメージが表示されます。他のユーザーは、これを閲覧することはできません。 「共有イメージ」には、共有管理されているイメージが表示されます。共有イメージフォルダーはデフォルトで、すべてのユーザーロールに対して、読み取り専用に設定されています。これにアクセスできるようにするには、システム管理者は関連するユーザーロールを変更しなくてはいけません。これは、システム管理配下にある、「共有イメージ設定権」を有効にします。 | |
検索バーを使用することで、イメージリストを絞り込むことができます。これは、イメージのライブラリを構築し、何を探しているのかを把握している場合に便利です。テキストを入力し、エンターキーを押下することで、検索結果が表示されます。 | |
既存イメージの右上隅にマウスオーバーし、青い丸をクリックすることで、イメージを拡大して表示します。 そこから、イメージの名前や説明を確認、編集し(これは検索可能なので、タグ付けだけでなく、詳細な説明にも使用できます)、必要に応じて削除することもできます。イメージが保存されている場所や、他のイメージのプロパティを確認することもできます。 | |
ドロップダウンをクリックすることで、イメージをアルファベット順や、新古順に並べ替えます。 | |
イメージをサムネイル形式、または一覧形式で表示します。 |
ストーリーにYouTube、またはVimeoのビデオを埋め込むことができます。こちらを実行するには、以下の手順に従います。
注意:ストーリーがドラフト(編集中)モードの場合、ビデオイメージは表示されますが、公開されるまで再生することはできません。
ストーリーに仕切りを追加して水平線を表示させることで、ストーリーのコンテンツを分割することができます。
テキストやレポート、イメージやビデオなど、一度追加したコンテンツをストーリーの別の箇所へドラッグすることができます。これにより、ストーリーにコンテンツを追加した後での、(それが強調表示されたテキストであっても)再構成が可能になり、最初からストーリーを作成し直す手間を省くことができます。
配置場所の表示が現れることで、コンテンツを再配置する箇所を正確に示します。
アイテムを選択して、「バックスペース」や「削除キー」を押下することで、レポートやイメージ、ビデオなど、追加したコンテンツを削除することができます。