式ビルダーは、フィールドに設定される関数の定義を支援します。作成された計算フィールドは、レポート上で通常のフィールドと同じように使用可能です。定義された関数は集計を含むすべてのフィールドに適用可能ですが、SQLを使用した計算フィールドに対してだけは適用できません。はじめに、結果として得る値に必要なフィールドのタイプを判断し、メトリック(数値)またはディメンション(次元)を選択する必要があります。
この計算は、数値を返します。また、小数点以下桁数、接頭文字、接尾文字、およびデフォルト集計など、標準的なメトリック書式設定オプションを使用できます。
この計算方法では、ドリルダウン階層への組み込みなど、すべての標準的なディメンション書式設定および機能を使用できます。
Case文を使えば、より複雑な関数を作ることができます。Case文を使用して、ビジネスロジックに基づく新しい値をカラム内に作成できます。たとえば、年齢が20歳未満の場合に、「Young」と表示することができます。
Case文について精通していない場合、以下の基本構造を参考にしてください:
CASE WHEN これが真の場合 THEN これを返す WHEN これが真の場合 THEN これを返す WHEN これが真の場合 THEN これを返す ... ELSE これを返す END |
大文字の項目は、すべてCase文の要素です:
要素 |
説明 |
---|---|
CASE |
計算は、必ずCASE要素で開始されます。式を作成する前に、この要素を追加していることを確認してください。この要素を追加しないと、その他の要素を使用できません。 |
WHEN |
Case文では、必要な数だけWHEN要素を使用できますが、これらは必ずELSE要素の前に配置する必要があります。WHENは、条件の定義に使用します。たとえば以下のように指定します: |
THEN |
WHEN要素と連動し、条件が満たされた場合にYellowfinが返す値を指示します。例: |
ELSE |
いかなるWHEN条件も満たされない場合の動作をYellowfinに指示するためのオプションの要素です。この要素は、追加的なTHEN要素として機能します。 |
END |
計算は、必ずEND要素で終了します。これにより、Yellowfinに計算が完了したことを通知します。ENDが存在しない場合、計算は無効となります。必ずこの要素を追加してください。 |
フィールドの値のグループ化を可能にします。例:
|
グループ化フィールドを設定するには、以下のステップを実行します(この例ではテキストラベルを使用して3つのグループを作成します):