あるレポートが必要とされ、しかもそのデータベースに対するビューが存在しない場合、データに直接アクセスするためにSQLクエリーを書かなければなりません。そのためには、使用するビルダーを選択する際に「フリーハンドSQL」オプションを選択します。
データベースのテーブル一覧はSQL文の作成を補助するためのものです。テーブル名の左にあるアイコンをクリックするとその内容が表示されます。また、個々のエレメントがテーブルかビューであるかも示されます。
「テスト」をクリックすると作成したSQL文をテストすることができます。SQL文の実行でエラーが発生した場合、それを報告するエラーメッセージが表示されます(この内容はデータベースに依存します)。
SQL文の実行に成功すると以下のメッセージが表示されます。
SQLを作成しテストを済ませたら「→」をクリックして次に進みます。このページの使い方はドラッグ&ドロップレポートライターのレポートデータページとほとんど同じです。
ユーザーはレポートにグラフやドリルスルー、リンクレポートなどを追加できます。フィルターや集約などいくつかの機能は使用できません(それらはSQL文に記述されているものと見なされます)。
SQLレポートにユーザープロンプトまたはソースフィルターを挿入するには、SQLクエリーにスクリプトを追加して、使用するカラム(列)を指定する必要があります。
select * from client where country = {?
}select * from client where country in ({?})
(注意:括弧を追加します)。