レポートをセクションに分割すると、関連するグラフもそれぞれのセクションのデータに関するグラフに分割して表示されます。
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セクションとはその名の通り、表やクロス集計に使用されているデータを選択された値にしたがってグループ化することで、いくつかの部分に分割したものです。これを使うことで1つのディメンション(次元)に関わるすべての値の一覧が可能になるだけでなく、その小計を表示することができます(こちらの方が重要かも知れません)。以下にその例を示します。
以下の例で、上のレポートはカラム(列)ベースの表として表示されています。ユーザーはこのカラムの下に並ぶデータを理解しなければなりません。レポートがユーザーに会社ごとのデータを提示することを目的としているのであれば、データを複数のセクションに分けて、よりシンプルなレポートにすることが可能です。下のレポートが上のそれを分割したものです。
レポートをセクションに分割することで、大規模なレポートをより小さな、理解しやすいものにすることができます。上の例でわかるように、それぞれのセクションは少なくとも1つの表と、1つのセクションセルが含まれます。
セクションの作成は、データフィールドあるいはカラム(列)フィールドからアイテムをドラッグするだけで行えます。このアイテムをセクションブレークと呼びます。
下の図では、「Athlete Region」をカラム(列)フィールドからレポートセクションにドラッグ&ドロップしています。これにより、レポートは「Athlete Region」が違ういくつかのセクションに分割されます。
注意:レポートブレークとして使用できるのはディメンション(次元)データに限ります。メトリック(数値)データは使用できません。メトリック(数値)データをレポートセクションに追加しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。
レポートセクションにはセクションブレークを必要なだけ追加できます。複数のセクションブレークが設定されると、それらは自動的にレベル分けされます。最初に追加されたブレークがレベル1、次がレベル2という具合です。このレベルはレポートセクション内で変更できます。