30日間の無料評価版をお試しいただけます。

概要

レポートコンテンツを、システムの外部で使用するために、様々な形式でエクスポートすることができます。利用可能なファイル形式は、CSV、DOCX、PDF、TXT、XLSX、印刷です。


表示ステップで、レポートをエクスポートする手順は、以下の通りです。

  1. メインのナビゲーションバーで、エクスポートボタンをクリックします。

  2. レポートをエクスポートする形式を選択します。
    選択した形式に応じて、追加オプションの指定が必要になる場合があります。CSV、PDF、印刷形式には追加オプションがあります。他のすべての形式では、ブラウザの指示に従いファイルをダウンロードします。

注意:グラフを含むレポートのエクスポートを選択した場合、XLS形式内のデータを変更しても、グラフは更新されません。グラフはCSVまたはTXT形式でエクスポートすることができません。


CSVにエクスポート

CSV形式を選択すると、メニューの右側のパネルにエクスポート設定が表示されます。

レポートサマリーを含むレポートをCSV形式でエクスポートすると、サマリーは含まれないことに注意してください。

必要な設定を選択して、エクスポートボタンをクリックします。より詳細な情報は、以下の表を参照してください。

エクスポート設定説明
文字列中の引用符を二重化有効にすることで、ダブルクォートで囲まれた任意のフィールド値に、ダブルクォートを追加します。これにより、ダブルクォートで囲まれた部分が同じフィールドの一部として扱われ、個別のフィールドではなく、引用符で囲まれて表示されます。
見出しを含めるレポートテーブルの見出しを表示するか、非表示にするかを定義します。有効にすることで、CSVファイルの最初の行は、カラム(列)の見出し名になります。これは、クロス集計レポートでも機能し、その場合ロウ(行)の見出し名も含まれます。
文字セット

エクスポートファイルをエンコードする文字セットを選択します。エクスポートしたファイルを、特定のファイルエンコーディングを使用する他のアプリケーションで再利用する場合、適切な文字エンコーディングセットを使用することが重要です。

ヒント:Yellowfinでは、2バイト文字の格納に標準UTF-8を使用します。

改行文字キャリッジリターンの改行文字をCR、CRLF、LFから選択します。これは、CSV ファイルを正しく処理するために特定のキャリッジリターンタイプを必要とするサードパーティ製ツールを使用する場合に便利な設定です。
フィールドの区切りエクスポートするCSVファイルで、個別のフィールド(または、データ値)の区切りに使用する文字です。「カンマ」、「セミコロン」、「タブ」から選択をするか、「その他」を選択して、独自の区切り文字を定義します。
フィールドの区切り文字フィールドの区切りで「その他」を選択した場合、値の区切りに使用する文字を指定します。これには、アルファベットや数字など、任意の文字を使用できます。また、複数の文字を指定することも可能です。
カンマを含む値を引用符で囲む

有効にすることで、カンマを含むフィールド値を引用符で囲みます。これにより、カンマを含む値が、カンマの前後で別々の値として扱われることがなくなります。

これは、カンマを含めて表示する請求金額のような数値に最適です。例:6,328,754円

すべての値を引用符で囲む有効にすることで、すべての個別フィールドの値を引用符で囲みます。
こちらが有効な場合、「カンマを含む値を引用符で囲む」項目はオフになります。
フィールドの引用符

引用符で囲む設定のどちらかが有効な場合に、引用符として使用する文字です。

シングルクォート」、「ダブルクォート」から選択をするか、「その他」を選択して、独自の文字を定義します。

フィールドの引用符に使用する文字フィールドの引用符で「その他」を選択した場合、フィールドの引用符に使用する文字を指定します。これには、アルファベットや数字など、任意の文字を使用できます。また、複数の文字を指定することも可能です。


DOCXにエクスポート

DOCX形式を選択すると、メニューの右側のパネルにエクスポート設定が表示されます。

必要な設定を選択して、エクスポートボタンをクリックします。より詳細な情報は、以下の表を参照してください。

エクスポート設定説明
条件付き書式アイコンのエクスポートレポートで条件付き書式を使用してデータではなくアイコンを表示している場合、こちらのオプションを有効にすることで、それらのアイコンをエクスポートすることができます。無効にすると条件付き書式は無視され、代わりに元のデータ値が使用されます。


PDFにエクスポート

PDF形式を選択すると、メニューの右側のパネルにエクスポート設定が表示されます。

必要な設定を選択して (各設定の詳細は、以下の表を参照)、エクスポートボタンをクリックします。

エクスポート設定説明
ページサイズエクスポートするPDFファイルのページサイズを選択します。この仕様により、他のレイアウト設定を適切に構成できます。
方向ファイルの方向を選択します。選択肢は、縦長、または横長です。
デフォルトレイアウトを適用

エクスポートするPDFにデフォルトのシステムレイアウト設定を使用します。


PDFエクスポート設定をカスタマイズする場合は、デフォルトレイアウトを適用オプションを無効にし、利用可能な他のオプションの一覧を表示します。例えば、パスワードを設定したセキュアなPDFを作成したり、ページ幅に合わせてコンテンツを縮小したり、レポートのコンテンツが重なって表示される場合は、一定の間隔で改ページを実行したりすることができます。



Textにエクスポート

Text形式を選択すると、レポートは即座にエクスポートされ、デフォルトフォルダーにダウンロードされます。こちらのオプションは、設定する項目がありません。



XLSX

XLSX形式を選択すると、メニューの右側のパネルにエクスポート設定が表示されます。

必要な設定を選択して、エクスポートボタンをクリックします。以下は、適用できる書式設定の選択肢詳細です。

エクスポート設定説明
書式の保持

値に設定した書式をエクスポート時に保持することができます。これには、接頭辞、接尾辞、数値の千単位区切り文字、日付フィールドに適用された日付書式、テキストフィールドに追加されたリンクが含まれます。

数値に設定された書式は保持されますが、値はテキストとしてエクスポートされます。例えば、通貨の接頭辞と区切り文字が設定された請求金額データ($100,000,000)は、数値ではなく、テキストとしてエクスポートされます。

無効にすることで、書式設定が解除されたロウデータとしてエクスポートされます。上記の例の場合、値は数字としてエクスポートされ、Excelはこれを数値として特定します。例えば、上記の例は、100000000とエクスポートされます。

カラム (列) とロウ (行) のサイズの書式

有効にすることで、Excelファイル内のコンテンツが最適に表示されるように、カラム(列)の幅とロウ(行)の高さを調整します。これにより、長いテキスト値を含むセルを開くことなく、すべてのコンテンツが表示されます。この場合、コンテンツのエクスポートに時間がかかりますが、エクスポートされたファイルの見た目が整備され、読みやすくなります。

無効にすることで、容量の大きなファイルのエクスポートにかかる時間を短縮できます。

マルチ表示 (タブ表示) のエクスポート

タブ間を移動することで表示される個別のレポートを持つ、マルチ表示(タブ表示)レポートに適した設定です。有効にすることで、レポートを同様の方法でエクスポートすることができ、各レポートは個別のExcelタブに表示されます。

無効にすることで、メインのレポートのみがエクスポートされます。

文字列の折り返し

有効にすることで、XLSX形式でのレポートエクスポート時に、長い文字列を折り返すことができます。「折り返しの長さ」項目で、折り返す文字列の数を定義することができます。これは結合されたセルをサポートしない点に注意してください。

これは、テキストが非常に長い場合、指定した文字数で文字列を折り返すことで、残りの文字列を次の行に表示します。長いテキストの場合、テキスト全体を表示するために、セルの高さは縦に拡張されます。

折り返しの長さ文字列の折り返しを有効にした場合、文字列を折り返し、残りの文字列を次の行に表示するための、カラム(列)内の最大文字数を指定します。


印刷

印刷形式を選択すると、プレビューウィンドウが表示されます。出力を確認し、印刷ボタンをクリックして、次に進みます。

注意:プリンター設定の選択を促される場合があります。これらの設定は、プリンターや、ローカルソフトウェアやハードウェアのコンポーネントにより決定されます。適切な設定を選択し、印刷ボタンをクリックします。


エクスポート一覧に追加

エクスポートの進捗状況を一覧で確認したい場合は、エクスポート一覧に追加オプションをクリックします。エクスポート一覧は、エクスポートを監視できる個別のダッシュボードです