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概要

レポートを定期的にローカルサーバのディスクに保存できます。サーバパス(または、UNCパス)を、管理項目で指定します。



ブロードキャストレポート保存の有効化

こちらのブロードキャスト機能を使用するには、適切なロール権限を有効化し、ディスクパスを設定します。


ロール権限の有効化

適切なロール権限を付与されたユーザーのみ、このブロードキャストオプションを使用できます。システム管理者は、この機能を有効・無効にするユーザーを指定します。

  1. 有効にするには、ロール設定ページへ移動します(「管理コンソール」>「ロール」に移動し、権限を有効にするロールを選択)。
  2. レポートビルダー」項目を展開し、「ブロードキャストレポート保存設定権」チェックボックスを選択します。



  3. 注意:変更内容を反映するには、一度ログアウトしてから、再度ログインしてください。



ディスクフォルダーの選択

システム管理者は、ブロードキャストレポートを保存するサーバパスを定義できます。これは、Yellowfinが起動しているローカルサーバになります。

注意:マルチテナント環境では、各クライアント組織でローカルサーバパスを定義しなくてはいけません。

  1. 管理」>「システム構成」>「電子メール」に移動します。
  2. ディスクに保存の設定」項目を展開します。
  3. 保存先のパス」項目に、レポートを保存するサーバパスを入力します。これは、UNCパスでも構いません。



  4. 保存」をクリックします。




ディスクに保存ブロードキャストの作成

  1. レポートが(ドラフト(編集中)モードではなく)公開されていることを確認します。
  2. メインのナビゲーションメニューで、「ブロードキャスト」ボタンをクリックします。



  3. ブロードキャストポップアップで、「新規作成」ボタンをクリックします。
  4. ディスクに保存」オプションを選択します。



  5. ブロードキャストスケジュール設定ウィンドウが開き、次のオプションが表示されます。




ファイル名とタイプ

  1. ファイル名を提供します。(拡張子は必要なく、ファイル名のみで構いません。例:サンプルレポート)
  2. 送信されるレポートの形式を選択します。選択肢は、HTML、PDF、CSV、DOCX、XLSX、テキストです。
  3. ファイル名に日付を含める場合は「ブロードキャスト日付の追加」を選択します。




フィルター

レポートにフィルターが含まれる場合、ディスクに保存するレポートにどれを適用するのかを選択することができます。選択肢は、次の通りです。

  • 現在のフィルター値
  • デフォルトフィルター値
  • 保存されたフィルターセット値(利用可能なセットの一覧が表示されます)




アラートに基づく配信ルール

例外レポートには、配信ルールが使用されます。特定の条件を満たした場合にのみレポートを配信する場合(例:収益が100,000を下回った場合)、アラートに基づくルールを追加しなくてはいけません。これは、「アラート」アイコンを選択することで実行できます。

アラートに基づく配信ルールを追加しない場合は、「連続」オプションを選択します。これにより、レポートは選択したスケジュールに基づき、単独で配信されます。

配信ルールを作成するには、以下の手順に従います。

  1. ブロードキャストウィンドウで、「アラート」アイコンを選択します。



  2. アラート配信ルール追加」リンクをクリックします。



  3. 以下のいずれかに基づきルールを作成できます。
    1. ひとつ以上のロウ(行)と一致:ひとつ以上のロウ(行)と一致した場合(例:トランザクションが$1,000を下回った場合)、または
    2. 結果セット全体に対して集約した値:レポートの合計がルールに一致した場合(例:売上合計が、$100,000を下回った場合)



  4. 条件を適用するフィールドを選択し、「フィールド追加」をクリックして、条件を適用します。
  5. 送信・実行」をクリックして、保存します。設定したルールが、ブロードキャストスケジュールウィンドウに表示されます。



スケジュール

最後のステップは、ブロードキャストのスケジュール定義です。


  1. 頻度を選択します。
    こちらで選択したオプションに応じて、さらに詳細な情報を提供しなくてはいけない場合があります。例えば、隔週を選択した場合、第1週、または第2週のどちらに配信するのか、そしてその曜日を選択しなくてはいけません。
  2. タイムゾーンと、配信のローカルタイムを設定します。これは、タイムゾーン項目を更新することで定義します。
  3. 特定の期間にレポートの配信をスケジュールする場合、「スケジュール期間」トグルを有効にします。そして、ブロードキャストを実行する開始日と終了日を選択します。



  4. ブロードキャストの実行が失敗した場合、失敗の通知を受信するユーザーを選択できます。「エラー通知」トグルを有効にして、通知先ユーザーを選択します。




保存

送信・実行」ボタンをクリックして、ブロードキャスト設定を完了します。

ブロードキャストポップアップウィンドウから、設定したスケジュールを確認できます。