概要
書式タブから、フィールドのデフォルト書式を設定することができます。これは、ユーザーがカラム(列)をレポートに追加する際の表示タイプになります。レポート作成者は、必要に応じて、レポート書式設定から書式の変更をすることができます。
データタイプに応じて、使用できる書式には制限があります。例えば、下記のデータタイプは整数型(Integer)のため、通貨や小数点以下桁数、百分率やタイムスタンプのような、数値ベースの書式しか使用することができません。
詳細
オプション | 説明 |
表示名 | レポートビルダーで使用するフィールドの表示名を指定します。こちらは、レポートレベルで変更することができます。 |
表の名前 | ビューフィールドのデータソース上のテーブル名です。こちらは、表示のみで変更することができません。 |
表の表示名 | 実際のテーブル名とは異なる場合に、テーブルの表示名を示します(これは、ビュー内に同一名のテーブルが存在する場合に、両者を区別するために使用します)。こちらは表示のみで変更することができず、実際のテーブル名と表示名が異なる場合にのみ表示されます。 |
カラム(列)名 | ビューフィールドのデータソース上のカラム(列)名です。こちらは、表示のみで変更することができません。 |
説明 | レポート作成者に、カラム(列)の目的や内容を伝えるために、分かりやすい説明を入力します。 こちらは、レポートビルダーのデータステップで、フィールドにマウスオーバーをした際に、ツールチップ内に表示されます。また、レポートサマリーにも表示されます。 |
データ型 | データソース上のカラム(列)のデータ型です。こちらは、表示のみで変更することができません。 |
データタイプの変換 | コンバーターが適用された後の、フィールドに含まれるデータタイプを表示します。こちらは、表示のみで変更することができません。 |
デフォルト値 | パラメーターフィールドのデフォルト値を表示します。こちらは、表示のみで変更することができません。 |
フィールドタイプ | Yellowfinが定義するフィールドのタイプを表示することで、フィールドの使用方法を指定します。いくつかのフィールドは変更することができますが、基本的には表示のみで変更することができません。 |
日付フィールド | フィールドの日付関数を変更することができます。こちらは、日付関数フィールドでのみ使用することができます。 |
書式
オプション | 説明 |
ジオメトリー書式 | 元のジオメトリーフィールドの書式を指定し、各ポイントにおける緯度と経度の順序を定義することができます。 |
キャッシュフィールド | ジオメトリーデータに対して、キャッシュするフィールドを選択します。 |
書式 | データタイプごとに、ユニークな書式オプションがあります。例:テキスト、日付、数値型(Numeric)
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小数点以下桁数 | 数値型書式の場合は、小数点以下桁数を定義することができます。こちらを設定することで、ドルに対するセントの値を小数点以下の値として表示することができます。例えば、「$20.00」と表示したい場合は、「2」と設定してください。 注意:1,000で割る等の方法で、数値データを変換する場合は、レポートフィールド画面で使用できる「高度な関数」から、データ変換オプションを使用します。
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接頭辞 | 接頭辞は、データベースから返される値の前に、文字を設定したい場合に使用します。これは、通貨を定義する時に使用することができ、「$20.00」と表示したい場合は、「$」と設定します。 |
接尾辞 | 接尾辞は、データベースから返される値の後ろに、文字を設定したい場合に使用します。これは、百分率を定義する時に使用することができ、「30%」と表示したい場合は、「%」と設定します。 |
丸め(端数処理) | 丸め(端数処理)書式では、小数点以下桁数を、どのように丸めるのかを選択することができます。
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千単位区切文字 | 千単位区切文字のデフォルトを、on/offで選択します。例:1000を、1,000と表示します。 |
負数の括弧表示 | 負の値を括弧内に表示することができます。 |
デフォルト集約 | フィールドタイプがメトリック(数値)の場合は、デフォルト集約(例:合計、平均、など)を設定することができます。 レポートにメトリック(数値)フィールドを追加すると、こちらで設定した値に基づき、自動的に集約が適用されます。 フィールドタイプが日付の場合、ドロップダウンに表示されるオプションは、「個数」、「最大」、「最小」です。他のすべてのフィールドタイプでは、「合計」、「平均」、「個数」、「最大」、「最小」です。
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色 | フィールドタイプがメトリック(数値)の場合、グラフに適用するデフォルト色を定義することができます。
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グラフの粒度 | タイムシリーズグラフで使用される際に適用する、デフォルト単位を定義します。 |
フィルター値の文字種 | ユーザープロンプトフィルターに入力された値を、フィルター適用前に、自動的に大文字や小文字に変換するかどうかを指定します。 |
書式オプション
カラム(列)に適用されているフィールドタイプに基づき、様々な書式オプションがあります。以下の表は、Yellowfinのデフォルトのオプション設定を一覧にしていますが、こちらの設定はカスタマイズ可能なため、インストール環境に応じて、表示されるオプションは異なります。
一般的な書式オプション | |||||||||||
URLリンク | 返された値をURLリンクに渡すことができます。「ハッシュ(##)」を使用することで、URL内のどこに値を配置したいのか、Yellowfinに示すことができます。
例:IPアドレスのカラム(列)に書式を設定する場合のURLは、以下の通りです。 http://www.google.com.au/search?hl=en&q=## これは実質的に、どのようなIPアドレスでも配置できることを意味しています。例: | ||||||||||
参照コード | セル内のテキストを、内部参照テーブルの値に変換します。例:AUをAustraliaに変換します。参照コードでは、並べかえのカスタマイズや、色、イメージを適用することもできます。
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RAW書式 | データベースから返されたデータを、そのまま表示します。追加の書式設定は適用されません。 | ||||||||||
テキスト | |||||||||||
テキスト | プレーンテキストとして表示します。 | ||||||||||
大文字・小文字フォーマッター | 表示するテキストの大文字/小文字を定義します。
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電子メールアドレス | テキストにハイパーリンクを作成することで、メールクライアントを開き、送信先のアドレスを挿入します。 | ||||||||||
国旗書式 | データにISO国コードを含む場合、国名をテキストではなく、国旗として表示することができます。 | ||||||||||
HTMLフォーマッター | HTMLタグが格納されたフィールドの書式を定義します。
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HTML 5 Videoフォーマッター | フィールドに格納されたパスからビデオを表示することができます。
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URLハイパーリンク | フィールドをURLに変換して、クリック可能な形式で表示します。適切なURLを設定してください。 | ||||||||||
YouTubeフォーマッター | フィールドの値をビデオIDとして使用し、YouTubeビデオを表示します。 | ||||||||||
日付 | |||||||||||
日付 | 値を日付として表示します。複数の日付オプションを使用することができます。
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時間 | 値を時間フィールドとして表示します。複数の日付オプションを使用することができます。 | ||||||||||
タイムスタンプ | 年月日と時間を表示します。 | ||||||||||
日付部分フォーマッター | 年月日ではなく月名のみ、というように、日付の一部を表示します。
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数値型(Numeric) | |||||||||||
数値型(Numeric) | 値を小数として表示します。小数点以下桁数を設定することができます。 | ||||||||||
比率棒 | 100%以下の値を、横棒グラフに変換します。 | ||||||||||
ジオメトリー | |||||||||||
デフォルトジオメトリー | ソースデータベースで定義された、ジオメトリーのデフォルト設定を使用します。 | ||||||||||
ジオメトリー |
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アクセス
オプション | 説明 | ||||||||||||||||
アクセスフィルター | フィールドに適用するアクセスフィルターを選択することができます。より詳細な情報は、アクセスフィルターを参照してください。 | ||||||||||||||||
アクセスフィルターロジック | 有効:レポートデータをフィルターして、アクセスフィルターレコード値に一致しないユーザーレコードのみを表示します。 無効:レポートデータをフィルターして、アクセスフィルターレコード値に一致したユーザーレコードのみを表示します。 | ||||||||||||||||
アクセスレベル | ビューを使用できるすべてのユーザーにフィールドを表示するか、非表示にして指定されたユーザーにのみ表示するかを定義します。 フィールドは、ユーザーやグループごとに制限をすることができます。指定されたユーザーのみ、対象のフィールドを使用して、レポート作成をすることができます。 ビューセキュリティメニューから、ユーザーを指定します。 | ||||||||||||||||
フィールドの許可 | フィールドで利用可能な機能を指定します。例えば、フィールド表示、グループ化、並べかえの可否などです。
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必須フィールド | アクセスレベルが「グローバル」に設定された場合に表示されます。これは、レポート作成時に、対象のフィールドの使用が「必須」か、「推奨」かを定義します。 | ||||||||||||||||
必須フィルター | アクセスレベルが「グローバル」に設定された場合に表示されます。これは、レポート作成時に、対象のフィルターの使用が「必須」か、「推奨」かを定義します。 |