30日間の無料評価版をお試しいただけます。


概要

インポート機能を使用することで、Yellowfinインスタンスへコンテンツを移行することができます。これは、エクスポートプロセスで作成されるファイルを使用して実行します。



コンテンツの発行にエキスパートの承認が必要なフォルダーは、インポートプロセスの過程で、この制限が解除されます。フォルダー内のコンテンツのステータスは、「有効」に変更されます。



コンテンツをYellowfinへインポートする方法

Yellowfinインスタンスにコンテンツをインポートする場合は、以下の手順を実行します。

  1. レフトサイドナビゲーションから、「管理」>「インポート」に移動します。

    インポート画面は、以下の手順で移動することもできます。

    管理」>「管理コンソール」>「インポート

  2. ドロップボックスパネルが表示されるので、ファイルを直接ドラッグするか、これをクリックしてファイル選択から対象のファイルを選択します。



  3. ファイルをアップロードすると、ファイル内に含まれるコンテンツの概要を確認することができます。
  4. アップロードしたファイルを削除する場合は、「変更」をクリックします。

    Yellowfinはインポートするファイルを検証し、既にシステムに存在するデータがあるかどうかを確認して、それを通知します。これにより、異なる名前で保存されていたとしても、データやレポートの重複コピーを防ぐことができます(Yellowfinは、現在のファイル名に関わらず、各ファイルのユニバーサルユニーク識別子(UUID)を一致させることができます。)

  5. 次に、インポート方法を選択します。以下の3つのオプションから選択することができます。
    追加:ファイル内のすべてのデータをインポートします。これには、プライマリーと、セカンダリーコンテンツが含まれます(注意:ファイル内のデータがインポート先に既に存在していたとしても、すべてがインポートされます)。
    復元:ファイル内のプライマリーコンテンツから、インポートするコンテンツを選択することができます。セカンダリーコンテンツを選択することはできませんが、選択されたプライマリーコンテンツに関連するすべてのセカンダリーコンテンツはインポートされます。
    カスタム:ファイル内のプライマリーコンテンツ、およびセカンダリーコンテンツから、インポートするコンテンツを選択することができます。こちらでは、インポートするコンテンツを自由にカスタマイズすることができます。
  6. インポート方法を選択したら、「続行」ボタンをクリックします。



  7. 選択したインポート方法に応じて、以下の手順は異なります。それぞれの方法をクリックすることで、その手順を確認することができます。:追加復元カスタム

    注意

     インポート画面上部にあるステータスバーについて、詳細な情報は、こちらを参照してください。


コンテンツリスト全体のインポート


インポートファイル内のすべてのコンテンツをインポートするため、コンテンツ検索パネルに切り替える必要はありません。


  1. インポートリスト内のコンテンツ名をクリックすることで、プライマリーコンテンツの説明とセカンダリーコンテンツの一覧を確認することができます。



  2. インポートする内容を確認したら、「インポート」ボタンをクリックして、対象のコンテンツをシステムへインポートします。



  3. インポートが正常に完了すると、インポートされたデータのサマリーが表示されます。

      

または、インポート方法の選択に戻ります。



プライマリーコンテンツを復元


復元」オプションを選択し、プライマリーコンテンツのみを含める場合、インポート画面の検索パネルにはプライマリーコンテンツのみが表示されます。


  1. インポートリストに、プライマリーコンテンツをドラッグします。
  2. コンテンツ名の横に表示される「設定」アイコンをクリックします。



  3. 次に、以下のいずれかの手順を実行します。
    1. こちらのコンテンツを追加します(対象のコンテンツが既にシステムに存在するかに関わらずインポートされるため、重複コピーを作成する可能性があります)。「インポート」ボタンをクリックします。
    2. または、「既存を置き換え」を選択して、システム内の既存のコンテンツと、こちらのコンテンツを置き換えます。
        • こちらのコンテンツと置き換える既存のコンテンツを、一覧から選択します。



        • Yellowfinは、既存のコンテンツがインポートするコンテンツと同様のUUIDを持つかを確認し、それを通知します。
        • コンテンツ一覧全体を確認して、置き換えのために一致するコンテンツを検索するのが手間であれば、「リンクしたコンテンツの一致」をクリックすることで、Yellowfinが対応するコンテンツを検索します。
        • 画面左上の「インポート」ボタンをクリックします。
  4. インポートが正常に完了すると、インポートされたファイルのサマリーが表示されます。

または、インポート方法の選択に戻ります。



カスタマイズしたコンテンツのインポート



  1. カスタム」オプションを選択したので、インポート画面の検索パネルにはプライマリーコンテンツ、およびセカンダリーコンテンツの一覧が表示されます。
  2. コンテンツ一覧から、インポートするコンテンツをドラッグして、インポートリストへ追加します。
  3. コンテンツに破損や欠損がある場合は、アラートとして通知されます。
  4. 選択したすべてのコンテンツをインポートリストから除外する場合は、画面左上にある「クリア」ボタンをクリックします。



  5. インポートしようとしている、データソースやコンテンツフォルダーのような主要なアイテムを、システムに既に存在するアイテムとマッピングすることで、コンテンツの重複を防ぐことができます(エクスポートファイルから、フォルダーをインポートしない場合)。こちらを実行するためには、画面上部から「設定」ボタンをクリックします。



  6. データソースや、コンテンツの移動先になるフォルダーを、既存のアイテムとリンクします。
    1. 既存のソースを使用」を有効にし、インポートするコンテンツとリンクする既存のデータソースを選択します。



    2. 同様に「既存のサブフォルダーを使用」を有効にし、リンクする既存のフォルダーを選択します。
  7. インポートリストにインポートするコンテンツを追加したら、コンテンツ名の横にある「設定」アイコンをクリックします。
  8. そして、こちらのコンテンツすべてをまったくの新規コンテンツとして追加するか、既存データと置き換えるかを選択します。
    1. 追加:追加するコンテンツのタイプに応じて、表示される画面は異なります(コンテンツタイプに応じて表示される画面の詳細は、以下の表を参照してください)。

      アイコンコンテンツタイプイメージフィールド
      データソースデータソースをインポートする場合、エクスポートファイルから以下の接続詳細を追加/変更することができます。 データベースタイプ:追加するデータベースのタイプを選択します。 データベースモード:一覧から使用するデータベースモードを選択します。 データベースホスト:データベースホストへのリンクを作成します。 データベースポート:データベースのポート番号を入力します。 データベース名:データベース名を入力します。 ユーザー名:データベース管理者のユーザー名を入力します。 パスワード:上記アカウントのパスワードを入力します。 スキーマ:スキーマを選択します。 分離レベル:分離レベルを選択します。 テスト接続:データベースへの接続をテストする場合は、こちらのボタンをクリックします。 注意:SQLクエリー、またはレポートにより作成されたアクセスフィルターとともにデータソースをインポートする場合、アクセスフィルターのためのデータソースとレポートを特定して指定することができます。
      ビュー注意:これらのフィールドは、リストに追加された他のコンテンツに応じて表示されます。例えば、既にデータソースが追加されている場合は、ソースフィールドは表示されません。 既存のサブフォルダーを使用:ビューコンテンツを保存するサブフォルダーを選択します(保存するサブフォルダーが選択されていない場合) 既存のソースを使用:既存のデータから使用するデータソースを選択します。
      レポート

      既存のサブフォルダーを使用ビューコンテンツを保存するサブフォルダーを選択します(保存するサブフォルダーが選択されていない場合)

      既存のビューを使用:レポートとリンクを作成する既存のビューを選択します。

      ダッシュボード左のイメージでは、このダッシュボードに使用されている多くのレポートや、保存されるサブフォルダーがコンテンツリストに含まれていないことを示しているので、対応する各アイテムを選択しなくてはいけません。
      ストーリーボード左のイメージでは、このストーリーボードに使用されている多くのイメージがコンテンツリストに含まれていないことを示しているので、対応する各アイテムを選択しなくてはいけません。
      テーマ左のイメージでは、このテーマに使用されている多くのイメージがコンテンツリストに含まれていないことを示しているので、対応する各アイテムを選択しなくてはいけません。
      イメージこのタイプのコンテンツに表示されるフィールドはありません。
      フォルダーこのタイプのコンテンツに表示されるフィールドはありません。
      サブフォルダー既存のフォルダーを使用:インポートリストにフォルダーを含めていない場合は、既存のフォルダーからひとつ選択しなくてはいけません。
      ジオパック注意:こちらのコンテンツタイプは、ジオパックを含めた場合にのみ表示されます。
    2. 既存を置き換え:新規コンテンツとしてインポートする代わりに、システム内の既存のデータと置き換えることができます。既存のコンテンツと置き換えるためには、以下の手順を実行します。
        • 「既存を置き換え」オプションを選択します。
        • 新規コンテンツと置き換える既存のコンテンツを、一覧から選択します。
        • Yellowfinは、既存のコンテンツがインポートするコンテンツと同様のUUIDを持つかを確認し、それを通知します。



        • コンテンツ一覧全体を確認して、置き換えのために一致するコンテンツを検索するのが手間であれば、「リンクしたコンテンツの一致」をクリックすることで、Yellowfinが対応するコンテンツを検索します。
  9. すべてのコンテンツで、追加/既存を置き換えの選択を完了したら、画面左上の「インポート」ボタンをクリックします。



  10. インポートが正常に完了すると、インポートされたファイルのサマリーが表示されます。



  11. Ok」をクリックして、手順を完了します。


または、インポート方法の選択に戻ります。




デフォルト書式でのグラフのインポート

Yellowfin バージョン9では、グラフおよびレポートのデフォルト書式が刷新され、グラフのルックアンドフィールが変更されました。これにより、バージョン9の書式が適用されたグラフは、異なるデフォルト書式が適用された以前のグラフと異なる外観を表示することになります。

インポートされたグラフは、レポートがエクスポートされたバージョンのデフォルト書式を維持します。例えば、レポートが、バージョン8以前のYellowfinからエクスポートされ、バージョン9にインポートされた場合は、以前のデフォルト書式がグラフに適用されます。