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概要

シグナルのアラートを開き、解析の詳細を確認します(こちらのページは、タイムラインに通知されたシグナルのアラート、またはシグナル一覧ページからアクセスすることができます)。メインのシグナルは、タイムシリーズグラフの注釈として表示されます(より詳細な情報は、こちらを参照してください)。こちらの項目では、シグナルの詳細ページで、シグナルと対話する方法について紹介します。

以下は、シグナル詳細ページの一例です。メインのシグナルのグラフや、その他の詳細は、シグナルのタイプに応じて異なります。




番号シグナルの機能
1自動生成されたナラティブが、シグナルの発生した時間とともに、そのタイプを表示します。ヒント:良い結果は青、悪い結果はオレンジで強調表示されます。
2フィルターが適用されたデータのサブセットにより生成されたシグナルであることを示すフィルターアイコンです。フィルター値を確認するには、こちらのアイコンをクリックします。
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特定のメトリック(数値) - ディメンション(次元)の組み合わせの履歴を表示する、シグナル「タイムシリーズグラフ」です。これは、同期間中に発生した関連する他のシグナルとともに、メインのシグナルの注釈を表示します。注釈を活用して各シグナルの詳細を確認し、以前の注釈を探索することもできます(これらのタイムシリーズグラフは、解析のタイプに応じて異なります。)

より詳細な情報は、こちらをクリックしてください。

4タイムシリーズグラフの表示期間を拡張したり、縮小したりするために使用する「タイムスライダー」です。タイムシリーズグラフに表示されるシグナルの注釈は、タイムスライダーにも(白い点として)表示されます。
5右側のパネルでは、メインのタイムシリーズグラフを関連、または相関する他のデータグラフと比較します。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
6ディスカッション」タブでは、シグナルについてコメントを追加し、他のユーザーとコラボレーションできます。
7関連性」グラフでは、ユーザーがアクセスできる他のすべてのデータとの関連から、シグナルデータの重要性を示します。
8Yellowfin シグナルの探索#解析」タブでは、自動的に生成されたビジュアライゼーションと、潜在的な原因に関するナラティブを表示します。Yellowfin 自動インサイト機能を活用して、シグナル上で追加分析を実行することで、シグナルが発生した理由を説明します。
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ストーリー」タブには、現在のシグナルのメインのタイムシリーズグラフが追加されたすべてのストーリーが表示されます。複数のストーリーをリンクすることができます。閲覧者は、公開されたストーリーを閲覧したり、またドラフト(編集中)モードの場合、共同編集者の権限を付与されたユーザーは、これらのストーリーを閲覧、編集することができます。

注意:こちらの機能を使用するには、Yellowfin ストーリーが必要です。より詳細な情報は、こちらを参照してください。

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ストーリーに追加」ボタンは、(現在の状態の)タイムシリーズグラフのスクリーンショットを取得し、特定のストーリーに追加します。こちらのプロセスの詳細については、以下を参照してください。

注意:こちらの機能を使用するには、Yellowfin ストーリーが必要です。

11ウォッチ」ボタンはシグナルのウォッチ、またはウォッチ解除をします。これにより、シグナルがウォッチリストに追加され、他のユーザーがこのシグナルと対話をするとアラートが通知されます。
12アクション」ボタンでは、シグナルのオーナーになったり、これを他のユーザーへアサインできるほか、共有や無視、クローズなど、様々なアクションを実行することができます。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
13シグナルの実用性を評価します。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
14シグナル詳細ページを閉じます。




シグナルタイムシリーズグラフ

シグナルタイムシリーズグラフは、特定のメトリック(数値)とディメンション(次元)の組み合わせの履歴を表示します。これらのタイムシリーズグラフは、解析のタイプにより異なります。


シグナルの注釈


メインの注釈

メインのシグナルの注釈にマウスオーバーすると、シグナルの情報を表示するツールチップが現れます。


他のシグナルの注釈

以前に生成された他のシグナルも、タイムシリーズグラフ上の注釈として確認することができます。これらは、同期間中に発生した、同じディメンション(次元)粒度のシグナルです。シグナルの注釈にマウスオーバーすることで、その詳細を確認できます。「探索」ボタンをクリックすることで、対象のシグナルの詳細ページが開きます。



グラフの解析

タイムシリーズグラフは、シグナルの種類に基づき、異なるタイプの解析を表示します。


移動平均

シグナルについて計算された移動平均は、特定の計算式に従うため、レポートで計算される移動平均とは異なります。これは、シグナルアルゴリズムが、移動平均曲線の形状に対する(急増や急減などの)外れ値の影響を制限する、平滑化メカニズムを組み込んでいるためです。そのため、この曲線は、特にひとつ、または複数の外れ値が存在する場合、同じように見えることはありません。




関連性、相関グラフの比較

Yellowfinは、メインのタイムシリーズグラフと関連、または相関するデータグラフを比較します。


関連性

同じデータビューの他のメトリック(数値)に関するタイムシリーズ線グラフです。


相関

シグナルエンジンは、(異なるビューやデータベースを含み)すべてのデータを検索することで、現在のタイムシリーズと類似するデータパターンがないかを確認します。これにより、データの一致パターンが同一のデータセットや、メトリック(数値)、ディメンション(次元)からでなくても、ビジネス内で起こりうる関係を把握することができます。これらの相関グラフは、データの関連性を比較し、探索します。任意の相関グラフをクリックすると、メインのタイムシリーズグラフに2つの線が表示されます。

システム管理者向け:相関分析は、シグナル解析構成のアルゴリズムパラメーターから無効にすることができます。



注意:関連性、相関に表示されるデータグラフは特定の順序で並んでおり、シグナルとの関連性、相関が高いものほど、パネル内で上位に表示されるようになっています。



相関要素

パネル内に表示されるこの値は、各相関メトリック(数値)に対する相関要素を示しています。これにより、相関の強さを把握することができます。

相関グラフがメインのシグナルデータとどのように相関しているのかを理解するために、次のルールが適用されています。

  • 値が1に近づくほど、より強い相関を示します。
  • 値が0に近づくほど、より弱い相関を示します。
  • -1に近い値は、反対の相関があります(つまり、それぞれ逆方向に相関しています)。



グラフの比較

以下は、それぞれのグラフを比較する手順です。

  1. 展開アイコンをクリックすることで、画面の右側にパネルを表示します。



  2. このパネルは左上隅にあるアイコンをクリックすることで、非表示にすることができます。



  3.  関連するグラフを比較するには、「関連性」項目の配下にある任意のグラフをクリックします。
  4. または、「相関」をクリックし、配下にある任意のグラフを選択して、メインのタイムシリーズグラフと比較します。



  5. メインのタイムシリーズグラフに追加のグラフが表示され、両者を比較することができます。




関連性

関連性グラフは、分析対象のメトリック(数値)であるシグナルタイムシリージデータ(灰色)と、ベースラインデータ(緑)を比較します。ベースラインは、シグナルが生成されるデータセット全体を指し、適用されている場合はアクセスフィルターも含まれます。シグナルにフィルターが適用されている場合は、ベースラインはこれらのフィルターも含みます。

分析対象のメトリック(数値)に、正の値と負の値が混在する場合、関連性情報は使用できません。しかし、すべての値が正、または負の場合、関連性が計算されます。

関連性」タブをクリックすることで、他のすべてのユーザーデータとの関連について、このシグナルの関連性と重要性を理解することができます。




解析

Yellowfin 自動インサイトは、ビジュアライゼーションと自然言語ナラティブを通して、データの自動分析を提供します。これは、シグナルの原因を示唆し、これが発生した根本的な理由を提供するために使用されます。



自動分析結果は、有用な結果を生成できるデータがある場合にのみ表示れ、そうでない場合は、分析が生成されなかった理由が示されます。



解析レポート

この解析レポートの個別のコピー作成し、選択したデータとビジュアライゼーションに変更を加えることができます。

  1. 解析レポートを開く」ボタンをクリックし、自動分析をレポートビルダーで参照します。これは、解析レポートの個別のドラフト(編集中)レポートを作成するため、元のレポートは変更されません。
  2. ポップアップが表示されたら、「オープン」をクリックします。



  3. レポートビルダーが開き、レポートの更新、または保存ができます。




シグナルのストーリー

シグナルグラフを複数のストーリーに追加し、シグナル項目からこれを管理することができます。


ストーリーへのシグナル追加

  1. ストーリーにシグナルグラフを埋め込むには、上右隅にある「ストーリーに追加」ボタンをクリックします。



  2.  表示されるポップアップで、「ストーリーに追加」ボタンをクリックし、既存のドラフト(編集中)ストーリーにグラフを追加します。



  3. または、新規ストーリーを作成し、グラフを追加することもできます。ストーリーの名前を入力し、「新規ストーリー作成」ボタンをクリックします。



  4. ストーリーにグラフを追加すると、次のポップアップが表示されます。



  5. ここでストーリーを開くこともできますし、「続行」をクリックしてシグナルページに留まることもできます(ストーリーは、後ほど編集できます)。Yellowfin ストーリーや、その作成方法について、より詳細な情報は、こちらを参照してください。


ストーリーの管理

シグナルページの「ストーリー」タブをクリックすることで、現在のシグナルグラフが追加された各ストーリーを閲覧、および管理をすることができます。



これらのストーリーでは、次のアクションを実行できます。

  • 閲覧ストーリーが公開されている(または、ドラフト(編集中)の)場合、「閲覧」をクリックして、これを開きます。
  • 編集ストーリーがドラフト(編集中)の場合、この記事を書いた人、または共同編集者は、「編集」をクリックすることで、これを開き、編集することができます。



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