30日間の無料評価版をお試しいただけます。

概要

値をグループ化することで、レポートの選択したフィールドに返されるデータを変更することができます。これにより、レポート分析に新たなレイヤーを追加することができます。


年齢によるグループ化の例

以下の例では、年齢のカラム(列)をセグメントグループに分けています。13歳以上18歳以下の場合は、「10代」というグループとして表示しています。

年齢売上

16

$1,500

17

$750

25

$1,300

13歳から18歳の間にいるすべての人を、「10代」というグループとして表示するように更新すると、以下のようになります。

年齢売上

10代

$2,250

25

$1,300



グループデータの作成


管理者は、レポートビューを作成する際に、特定のカラム(列)へのグループ化を許可するかどうか決定します。グループ化が許可されている場合は、カラム(列)メニューのドロップダウンに「グループデータ」のオプションが表示されます。


  1. フィールドドロップダウンメニューから、「グループデータ」を選択します。
  2. 既にフィールドに適用されているフィールドがあれば、その一覧が表示され、クリックをすることで編集や削除をすることができます。また、「+グループ追加」から、新規グループを定義することもできます。

  3. .グループ化を適用するカラム(列)のタイプに基づき、表示されるグループデータ画面は異なり、メトリック(数値)/日付カラム(列)と、テキストカラム(列)では異なります。どちらの場合も、以下の項目の設定が必要です。

    表示

    条件に対応する値を置き換える際にレポートに表示されるテキストです。

    演算子

    レポート内の値が、条件に一致するかを判断する際に使用する条件です。 より詳細な情報は、以下を参照してください。

    演算子が適用されるレポート内の値やメトリック(数値)です。

  4. .設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックして、グループ化一覧に追加します。作成したグループは、一覧に表示されます。
  5. レポートからグループを削除する場合は、グループ名の横にある「×」ボタンをクリックします。

  6. 一覧からグループを編集する場合は、グループ名をクリックします。編集画面が開くので、必要な変更を行います。

  7. グループ化の設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックします。レポートが更新されて、設定した内容が反映されます。

注意:グループ化は、集約が適用されたフィールドに定義することができません。「グループデータ」オプションを有効にするためには、適用されているすべての集約を「なし」に設定しなくてはいけません。

グループ化の演算子


グループ化で利用可能な演算子は、カラム(列)のタイプがテキストか数値かにより異なります。利用可能な演算子は、以下の通りです。


演算子説明

テキストベースの演算子


一覧に含む

指定したひとつ以上の文字、または文字列が含まれる

一覧に含まない

指定したひとつ以上の文字、または文字列が含まれない

数値ベースの演算子


等しい(=)

指定したひとつの数字、または文字列と等しい

より大きい(>)

指定したひとつの数字、または文字列より大きい

以上(≧)

指定したひとつの数字、または文字列以上

より小さい(<)

指定したひとつの数字、または文字列より小さい

以下(≦)

指定したひとつの数字、または文字列以下

と異なる(≠)

指定したひとつの数字、または文字列と等しくない

の間(~)

日付や年齢のような、比較可能な値が、変数1と変数2の間にある

の間でない

日付や年齢のような、比較可能な値が、変数1と変数2の間にない

Is Null

選択した属性の値がNULL(パラメーターは設定できません)

Is Not Null

選択した属性の値がNULLでない(パラメーターは設定できません)

Like

指定した文字、文字列を含む、もしくは一致する

で始まる

指定した文字、または文字列で始まる

で終わる

指定した文字、または文字列で終わる