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概要

こちらの項目では、変換フロービルダーを使用して、基礎的な変換フローを作成する方法を例とともに紹介します。(ビルダーとそのコンポーネントの詳細については、こちらを参照してください。)これには、インプットステップの設定、トランスフォーメーションステップの追加、その2つのステップを接続する方法が含まれます。そして最後に、アウトプットステップを追加し、これをトランスフォーメーションステップに参加させます。各ステップはフローに追加された際に各種設定をしなくてはいけません。

 

 

  1. 上右隅にある「作成」ボタンをクリックします。
  2. 変換フロー」オプションを選択します。

    変換フローオプションが表示されない場合は、適切なセキュリティアクセス権が付与されていない可能性があります。アクセス権設定方法の詳細は、こちらを参照してください。


  3. 変換フロービルダーへ移動します。
  4. 画面左側にある「インプットステップ」ボタンへマウスオーバーをし、パネルを表示します。



  5. パネルからインプットステップをキャンバスへドラッグします。(今回の例では、「単一テーブル」」を使用します。他のインプットステップ)の詳細については、こちらを参照してください。)
  6. ステップをドラッグすると、ポップアップが表示されるので、対象のデータソースを選択します。(各インプットステップ)に応じて、ポップアップに表示される内容は異なります。)



  7. データソースを選択したら、(今回の例では、インプットステップに単一テーブルを使用するので)対象のテーブルを選択します。
  8. 送信・実行」ボタンをクリックします。



  9. 次に、キャンバス上にある作成したばかりのインプットステップをクリックします。設定パネルに詳細が表示されます。



  10. 注意:キャンバスの空白部分をクリックすると、設定パネルに変換フロー全体の詳細が表示されますが、特定のステップをクリックした場合は、そのステップの詳細が表示されます。
  11. 必要に応じて、インプットステップの名前を変更します。設定パネルの「詳細」タブをクリックし、新しい名前を入力し、さらに必要な場合は説明を更新します。



  12. 設定」タブをクリックし、データを取得するフィールドを選択します。
  13. フィルターの追加」をクリックすると、設定画面が表示されます。取得するデータを制御するために、適用するフィルターを設定します。



  14. 設定が完了したら、「適用」ボタンをクリックします。

    設定詳細を保存するためには、必ず「適用」ボタンをクリックしてください。適用ボタンをクリックする前に別の場所 をクリックすると、設定した内容は失われます。


  15. データプレビューパネルに、設定したデータソースから取得されたデータが表示されます。表示できる最大ロウ(行)数は200行です。



  16. データプレビューパネルから、直接フィールドの変換を行うことができます。手順の詳細は、こちらを参照してください。
  17. 設定パネルのステップには、新しくフィールドが表示されます。こちらのタブを使用して、ステップから取得されるデータフィールドを管理します。



  1. 次に、Step(ステップ)ビルダーのアイコンにマウスオーバーをし、「Transformation Step(変換ステップ)」パネルを展開します。「Transformation Step(変換ステップ)」をキャンバスへドラッグします。



  2. キャンバスにドラッグしたTrandormation Step(変換ステップ)が表示されます。



  3. 次に、Input Step(入力ステップ)とTransformation Step(変換ステップ)の間にConnection(接続)を作成します。Inout Step(入力ステップ)にマウスオーバーをし、「接続ポイント」を表示させます。



  4. ポイントをドラッグし、Transformastion Step(変換ステップ)と接続をすることで、2つのStep(ステップ)間に関係性を作成します。(Connections(接続)に含まれるルールの詳細や、作成したConnections(接続)解除する方法については、こちらを参照してください。)



  5. Transformation Step(変換ステップ)をクリックし、「Configure(設定)」パネルからTransformation Step(変換ステップ)の設定をします。(各Transformation Step(変換ステップ)のタイプに応じて、設定方法は異なります。)
  6. Apply(適用)」ボタンをクリックし、設定内容を保存します。



  7. 注意:データにField Transformation(フィールド変換)が作成されると、Configure(設定)パネルに「Tranformation(変換)」タブが表示されます。



警告

既存のソースデータを上書きしないために、Output Step(出力ステップ)の設定時には、細心の注意が必要です。データベースへのOutput Step(出力ステップ)には様々なオプションがあり、テーブルの削除、データの削除、新規ロウ(行)の追加、既存データの更新などを行うことができます。データ変換フローの構築には、テスト環境の使用をお勧めします。また、編集モードの場合、デフォルトでOutput Step(出力ステップ)は無効に設定されています(デザインモードでの実行オプションを参照してください) 

 

  1. アイコンにマウスオーバーすることで、Output Step(出力ステップ)パネルを展開し、「Output Step(出力ステップ)」をキャンバスへドラッグします。



  2. 次に、上記に通り、Transformation Step(変換ステップ)をOutput Step(出力ステップ)へ接続します。(パート2の手順3、および4)
  3. そして、「Configure(設定)」パネルからOutput Step(出力ステップ)の設定を行います。Output Step(出力ステップ)設定の詳細については、こちらを参照してください。
    注意:デフォルトでは、エラーが発生していることを示すために、Output Step(出力ステップ)は赤く強調して表示されます。これは、未設定の状態を示しています。



  4. フローパネルの「Run logs(実行ログ)」タブからフローの状態を確認することができます。
  5. ヘッダーメニューにある「実行」ボタンをクリックして、フローを実行します。各Step(ステップ)は、デザインパネルで定義されたロウ(行)数(設定できる最大行数は200)、またはデータがなくなるまで、もしくはエラーが発生するまで処理を継続します。デフォルトでは、Output Step(出力ステップ)からデータベースへのプロセスは実行されないように設定されています、これは、Output Step(出力ステップ)のConfigure(設定)パネルで、「Run in design mode(デザインモードでの実行)」オプションを有効にすることで、実行できるようになります。これは、冒頭での警告に基づき行う必要があります。



 データ変換フローを作成したら、これを保存し、公開することができます。ドラフト(編集中)フローは手動で実行することができますが、スケジュールに基づき実行をするためには、公開をしなくてはいけません。

有効なフローのみ公開することができます。有効なフローとは、以下の状態を指します。

    • 少なくともひとつのOutput Step(出力ステップ)を含む。
    • すべてのStep(ステップ)が定義済みである。
    • すべてのStep(ステップ)が適切な数のInput Step(入力ステップ)とOutput Step(出力ステップ)のConnection(接続)を持つ。

 

  1. Publish(公開)」ボタンをクリックします。



  2. 表示されたポップアップに、transformation flow(データ変換フロー)の名前や、適切なアクセス権の選択など、詳細情報を定義します。



データ変換フローの作成が完了したら、手動、またはスケジュールを設定して、これを実行することができます。

 

手動実行

データ変換フローを手動で実行するには、以下の手順を参照します。

  1. レフトサイドメニュー」>「閲覧」>「Transformation Flows(データ変換フロー)」へ移動します。



  2. 実行するTransformation Flow(変換フロー)のメニューアイコンをクリックします。(サムネイルの右下隅にマウスオーバーすることで、メニューアイコンが表示されます。このメニューは、フローを右クリックしても表示されます。)



  3. Run Transformation(データ変換を実行)」オプションをクリックします。

 

スケジュール設定による実行

スケジュールを設定してデータ変換フローを実行するには、以下の手順を参照します。

 

  1. データ変換ビルダーのヘッダーメニューで、スケジュールボタンをクリックします。



  2. スケジュール設定画面が表示されたら、ボタンをクリックしてスケジュール設定を有効にします。



  3. 指定した期間に基づきバッチを実行するために、スケジュールの詳細情報を入力します。
    1. Recipients(配信先)」テキストボックスをクリックして、バッチの実行が成功した際に、通知を受け取るユーザーを選択します。配信先には、個別のユーザー、またはグループを設定することができます。



    2. Transformation Flow(データ変換)を実行する頻度を選択します。
    3. スケジュール期間を制限するオプションを有効にします。これは、バッチが実行される期間を設定します。設定した期間を越えると、Transformation(データ変換)は実行されなくなります。



    4. Failure Notification(エラー通知)」ボタンを有効にして、Transformation(データ変換)にエラーが発生した場合に通知を受け取るユーザーグループを設定します。



    5. 設定が完了したら、「Submit(送信・実行)」ボタンをクリックします。

 

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