概要
こちらの項目では、Yellowfinをインストールした後の手順について紹介します。
Yellowfinディレクトリ構造
適切にインストールが行われることで、特定の場所にYellowfinディレクトリが作成されます。ディレクトリ構造内のフォルダーやファイルの詳細については、こちらを参照してください。これには、ROOTディレクトリ、Yellowfinを開始するプログラム、アンインストーラーが含まれます。
Yellowfinの起動
Yellowfinにログインする前に、Yellowfinアプリケーションを起動しなくてはいけません。
起動するには、スタートアップファイルが配置されたYellowfinディレクトリ内のフォルダーへ移動します。(これは、インストール完了画面に表示されます。見逃した場合は、インストールパス>appserver>binへ移動します)
Windowsでは、「startup.bak」ファイルをダブルクリックして起動します。
Mac OSX/ Linuxでは、「Startup (background).command」、または「Startup (terminal).command」ファイルのいずれかを使用して起動します。
起動することで、ターミナルコマンドウィンドウが開きます。Yellowfinアプリケーションは、初回起動時の起動プロセス完了までに60秒〜90秒を要し、その後は30秒〜60秒を要します。
注意:ターミナルウィンドウから、Yellowfinの起動に要する正確な時間を確認できます。
Yellowfinアプリケーションを停止するには、Windowsの場合は「shutdown.bat」、その他の場合は「Shutdown.command」という名前のファイルをそれぞれダブルクリックします。
ヒント:Yellowfinアプリケーションの起動や停止を簡素化するために、これらのファイルへのショートカットを作成し、アクセスしやすい場所(例:デスクトップ)に配置することを推奨します。
これで、Yellowfinにログインできるようになります。
Yellowfinサーバの起動
Windowsでは、Yellowfinをサービスとして起動することのできるオプションがあります。Yellowfinサービスを使用したYellowfinアプリケーションの起動は、評価、トレーニング環境、または本番環境を共有している場合に最適のオプションです。
「Windowsボタン + R」を押下して「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開き、「services.msc」を入力してサービス管理アプリケーションを開きます。
一覧からYellowfinサービスを探し、右クリックをして「開始」を選択します。
コンピューター起動時に自動的にYellowfinサービスを起動したい場合は、Yellowfinサービスをダブルクリックしてプロパティダイアログを開きます。スタートアップタイプで自動を選択し、OKをクリックしてサービスプロパティポップアップを閉じます。
Yellowfinサービスを停止する場合は、Yellowfinサービスを右クリックし、停止を選択します。
Yellowfinへのログイン
Yellowfinアプリケーションを起動したら、ウェブブラウザを使用してYellowfinのログインページを表示します。
Yellowfinアプリケーションをインストールしたコンピューター上のブラウザで、アドレスとポート番号を入力し、Yellowfinを開きます。例:http://localhost:8080
アドレスとポート番号は、インストール完了画面(インストールプロセスの最後に表示される画面)に表示されます。
注意:Yellowfinを共有サーバにインストールし、Yellowfinサーバが稼働していないマシン上のウェブブラウザからYellowfinへログインする場合は、サーバ名を使用します。例:http://some-server.local:8080、http://server-name.yourcompany.com、など
Yellowfinアプリケーションが正常に起動している場合は、以下のログイン画面がウェブブラウザに表示されます。
デフォルトのログイン情報を入力し、ログインボタンをクリックします。
ユーザー名:admin@yellowfin.com.au
パスワート:test
評価版ライセンスを使用している場合は、以下の画面が表示されます。「Click Here to Continue」リンクをクリックして、こちらの画面をクリアします。
初回ログインの場合は、パスワード変更画面が表示されます。
次の手順
これでYellowfinへのログインは完了です。Yellowfinにデータを接続し、使用を開始するうえで、次に以下の手順実行を推奨します。
データソースへの接続:必要なデータソースへの接続を確立することで、Yellowfinの使用を開始します。Yellowfinはレポート作成において、数多くのデータソースをサポートします。より詳細な情報は、こちらを参照してください。
ビューの準備:データソースへの接続を確立したら、ロウデータを分析やレポート作成に適した一貫した形式に準備します。このメタデータ準備ステップは非常に重要です。Yellowfinのビュービルダーは、これをアナリストにとって可能な限り容易にしています。関連するすべての情報は、こちらの項目を参照してください。
コンテンツの作成:次に、レポートやダッシュボードを作成する場合は、これらの項目を参照してください。
レポートの作成
ダッシュボードの作成
ストーリーボードやデータストーリーなど、その他のYellowfinコンテンツを作成することもできます。
ユーザーの追加:システム管理者は、Yellowfinにユーザーを追加することができます。システム管理に関するすべての情報は、こちらの項目を参照してください。