IDE統合 / Classパス
必要となるYellowfin classの定義は、標準的なYellowfinのインストールにおいて、次のライブラリから利用することができます。これは、インストールディレクトリの「/appserver/webapps/ROOT/WEB-INF/lib/ 」に配置されています。- i4-core.jar
- i4-mi.jar
これらは、Yellowfinのコネクターのプラグインをコンパイルするために必要な依存関係です。IDEでこれらのライブラリを参照すると、編集中にコード補完と関数の参照をすることができます。
Javaバージョン
Yellowfinは、Java7と下位互換性があります。一般的な利用のために作成されたコネクターは、コネクターの依存関係が新しいJava実装を強制しない限り、Java7でコンパイルしなくてはいけません。プラグインローダーは、読み込まれた.jarファイルが、Yellowfinで使用されているものよりも新しいバージョンでコンパイルされている場合、Javaのバージョンが十分ではないことを示すエラーを表示します。
コネクターの機能制限
サードパーティ製コネクターの使用時には、リレーショナルSQLソースで利用できる機能と比較して、いくつかの制限があります。
サードパーティ製コネクターでの制限は、以下の通りです。
- ドリルダウン機能は使用できません。
- 複数のデータセットを結合することができません。
- グループ値機能を使用することができません。
- 複雑なコネクターのフィルターロジックを使用することができません。複数のコネクターレベルフイルターは、論理的ANDとともに適用されます。カッコや論理的Orは、レポートのフィルターロジックの変更に使用することができません。アプリケーションレベルのフィルターには、このような制限はありません。
これらの機能の多くは、Yellowfinのレポートfromレポート機能で有効化することができ、これにより、サードパーティ製コネクターレポートの結果を元にビューを作成することができます。このビューに対して作成されたレポートは、リレーショナルソースで利用可能なすべてのレポートレベル機能へアクセスすることができます。
後項:コネクターメタデータの定義