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概要

Yellowfin SAML Bridgeは、SAMLアイデンティティプロバイダーとYellowfinの間のインターフェイスに使用するJava webアプリケーションです。これによりユーザーは、別のアプリケーションに使用しているものと同様の詳細情報を、Yellowfinに使用することができます。この場合、Yellowfin SAML Bridgeは、SAMLサービスプロバイダー(SP)です。SAML Bridgeは、Yellowfinのwebサービスを使用することで、ユーザーをYellowfinへシングルサインオンします。SAML Bridgeを使用してYellowfinに初めて接続する際に、ユーザーを自動プロビジョニングするオプションもあります。

よりシンプルな統合のために、Yellowfin 9.6にはSAML インターフェースが同梱されています。こちらの項目で説明をするSAML Bridge アプリケーションをまだ使用していない場合は、新しいインターフェースで必要なすべてのツールが揃うかもしれません。ただ、サービスプロバイダーが開始するフローを実装する予定の場合は、こちらの項目で説明をするSAML Bridge アプリケーションを使用しなくてはいけません。


インストール

Yellowfin SAML Bridgeは、個別のJava webアプリケーションであり、YellowfinのTomcatと同様のインスタンスで実行することができます。bridgeは、「Yellowfin/appserver/webapps」ディレクトリに「YellowfinSAMLBridge.zip」ファイルを解凍することで、インストールすることができます。

Yellowfin SAML Bridgeは、YellowfinのWebサービスJavaライブラリを使用します。Yellowfinのインスタンスバージョンに対応するライブラリ(yfws.jar)は、Yellowfin SAML Bridgeの「/WEB-INF/lib」ディレクトリに含まれています。



yfws-xxx.jar」ファイルは、Yellowfinインストールフォルダーの「development/lib」配下に格納されています。Yellowfinのアップグレードでは、developmentフォルダーをアップグレードしないため、Yellowfinをアップグレードした場合は、Yellowfinのサポートチームにお問い合わせのうえ、対応するwebサービスライブラリを取得してください。適切な「yfws.jar」ファイルを取得する他の方法としては、アップグレードされたYellowfinのバージョンのクリーンインストールを行い、「development/lib」フォルダーから対象のファイルをコピーします。



ガイドコンテンツ

こちらのガイドは、以下の項目で構成されています。

    • SAML構成:SAMLサービスプロバイダーと、アイデンティティプロバイダー構成の設定詳細を確認します。
    • Active Directoryフェデレーションサービス:Active Directoryフェデレーションサービスの詳細について確認します。
    • 動作設定:bridgeの操作設定とユーザープロビジョニングの詳細について確認します。
    • トラブルシューティング:重要なトラブルシューティングの事例について紹介します。
    • :SAML properties ファイルとweb.xml設定のサンプルを含みます。





後項:SAML構成




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