![](/plugins/servlet/confluence/placeholder/macro?definition=e2FuY2hvcjp0b3B9&locale=en_GB&version=2)
概要
Yellowfinには、1つのYellowfinインスタンス(たとえばQA環境)からすべての関連アイテムを含むコンテンツ定義をエクスポートしたり、別々のインスタンス(たとえば実装環境)にこれらをインポートしたりする機能があります。
注意: Yellowfinのエクスポート機能には、個別のユーザー、グループのみ、またはロールに関連するセキュリティ設定をエクスポートすることができないという制限があります。これらは、Yellowfinの新しいインスタンスにインポートされた場合には再設定する必要があります。ソースフィルター情報は計画されたSQLクエリーの場合のみエクスポートされます。また、手動入力したレコード、データファイルをアップロードしたレコードは書き出すことができません。これは、ユーザーはインスタンス間で異なっても、グループやその他の構造は同じであるという想定があるためです。
コンテンツの従属関係
コンテンツをエクスポートするときは、エクスポートするアイテムを選択するだけでなく、メインコンテンツが機能するうえで従属する可能性があるその他のアイテムもすべて選択することが重要です。
Yellowfinのコンテンツ従属構造を下に図示します。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > dependency.png](/download/thumbnails/1477633/dependency.png?version=1&modificationDate=1367341179547&api=v2)
たとえばレポートをエクスポートする場合は、次のいずれかを実行する必要があります。
- 使用するすべてのイメージ、格納されるカテゴリーとサブカテゴリー、および基になるビューおよびソース接続を含めます。または、
- 上記のアイテムすべてが、アイテムのインポート先になるインスタンスですでに使用可能であることを確認します。
データベースの移行
異なるプラットフォームに移行するためにこれらの機能を使用する場合、SQLのプラットフォームに依存する部分についての知識が必要となります。たとえば以下のようなケースです:
- ビュー内の作成済み仮想テーブル
- ビュー内のSQLエディターによる計算フィールド
- SQLエディターによるレポート作成
- 現在のプラットフォームに依存したSQLによるBIRT、あるいはJasperレポート
Yellowfinはこれらに含まれるプラットフォーム依存のSQLをテストすることができません。管理者はシステムを実装環境に移行する前に、テスト環境でプラットフォーム間のエクスポート、インポートのプロセスをテストしておかなければなりません。
エクスポートプロセス
- Yellowfinから定義をエクスポートするには、管理パネルで「エクスポート」をクリックします。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 141.png](/download/attachments/1477633/141.png?version=2&modificationDate=1375809183877&api=v2)
- エクスポートしたいエレメントを選んでください。
- ドロップダウンメニューから、アイテムタイプ(ソースシステム、カテゴリー、ビューその他)を選びます。ここで選択したタイプのアイテムがリストとなって表示されます。
- エクスポートしたいアイテムのチェックボックスをオンにして「追加」をクリックしてください。選択したら「次へ」をクリックします。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 136.png](/download/attachments/1477633/136.png?version=2&modificationDate=1375809183900&api=v2)
- たとえばダッシュボードタブのように、他と従属関係にあるアイテムを選択した場合、Yellowfinは選択されたアイテムに従属するすべてのアイテムのリストを用意します。
リストからエクスポートしたいアイテムを選択して「追加」をクリックしてください。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 137.png](/download/attachments/1477633/137.png?version=2&modificationDate=1375809183907&api=v2)
- 準備が整ったら「エクスポート」をクリックします。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 138.png](/download/attachments/1477633/138.png?version=2&modificationDate=1375809183913&api=v2)
- Yellowfinはエクスポートファイルの保存先を尋ねてきます。後の使用のため、ローカルファイルサーバーにファイルを保存してください。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 140.png](/download/attachments/1477633/140.png?version=2&modificationDate=1375809183880&api=v2)
インポートプロセス
- Yellowfinに定義をインポートするには、管理パネルで「インポート」をクリックします。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 142.png](/download/attachments/1477633/142.png?version=2&modificationDate=1375809183893&api=v2)
- 「参照」ボタンをクリックして、ファイルサーバーからエクスポートされたXMLファイルを選びます。選択したら「次へ」をクリックします。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 143.png](/download/attachments/1477633/143.png?version=2&modificationDate=1375809183887&api=v2)
- Yellowfinは、画面の右側にインポートファイルの各々のエレメントを、中央部にインポートオプションを表示します。
インポートファイルに含まれるすべてのアイテムについて、インポートするかスキップするかを選択することができます。レポートに従属するデータベースのように、従属関係にあるアイテムがスキップされた場合には、Yellowfinはそれらの適当な代用アイテムを選ぶよう指示します。
インポートオプションを指定したら、インポートを実行するために「次へ」をクリックしてください。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 144.png](/download/attachments/1477633/144.png?version=2&modificationDate=1375809183867&api=v2)
- すべてのアイテムに対して正しくオプションが指定されると、サマリーが表示され「インポート」をクリックできるようになります。エラーが検出された場合は、問題箇所に関するエラーメッセージが表示されます。インポートを続行するか、または問題を修正してからプロセスを再開するかどうかを選択できます。
![Yellowfin Guide 6.3 > リポジトリのエクスポートとインポート > 145.png](/download/attachments/1477633/145.png?version=2&modificationDate=1375809183853&api=v2)